XLR-tripleC-FMを最初に導入したのをきっかけに、本格的にアコリバ製品に興味を持ち、まずは電源から手をつけシステムのメインの機材の電源ケーブはほぼPC-Triple-Cとなりました。
さらに昨年のリフォーム時には室内配線ケーブルをEE/F-2.6tripleCにグレードアップし電源関係のケーブルにはほぼ満足できる状態になり、今年はルームアコースティックチューニングとインシュレーターに少しづつ手をつけ始めましたのでよろしくお願いします。

昨年末からRR-777と天然クオーツレゾネーター（RIQ-5010S とRIQ-5010WSとQR-8) を購入しましたので、まずはQR-8のモニター報告をいたします。

【全体的感想】
QR-8は非常に小さなチップですが、その外見からは想像できない能力がある事が分かりました。電源プラグ・機器の天板・フロントパネル・機器のスイッチ・ブレーカー・などに張って試してみましたが、全体的な傾向としては高域のきつさを取り、音の重心が下がり、音に有機的な響きが加わり立体感や生っぽさが生まれるように思いました。

【実際に使った箇所】
今回いろいろ試した実際に使用したのは、KIT HITのスーパーツィーターの天板とカットオフの切り替えスイッチ・スピーカーケーブルのスタビライザーの上に乗せて・　RIQ-5010WS 透明タイプの上に重ねて・RR-777の設置に使ったクライナのダブルスパイクインシュレーターとRR-777の間に挟んで・といった箇所に使いました。

【特に効果的だったのは】以下の2点です
１）RIQ-5010WS 透明タイプだけだと少し高域寄りに音がシフトし過ぎてしまった時の補正に微調整がきいてとても使いやすかったです。
２）RR-777を本箱の上に設置したものの本箱の天板の強度の不足のため性能が発揮しきれず、手持ちの余っているグッズで何とか改善させようとカエデ材のボードとクライナのインシュレーターを使いました。
かなり良くなったものの、最後まで気になっていた中高域のやや刺激的な響きと音のにじみがQR-８を使うことで見事に解消できました。

以上簡単ですがのQR-8のモニター報告をいたしました。QR-８は様々な場所に使えて、しかも音を聴きながらバランスを取るのに微調整がし易い非常にコスパの良いグッズだと思います