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   [00-04]PC&ネットワークオーディオ
     驚愕の変化! LAN-TripleCとRLIの組み合わせ
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投稿者 スレッド
dsphile
投稿日時: 2016/8/27 7:38
常連
登録日: 2013/9/2
居住地:
投稿: 46
驚愕の変化! LAN-TripleCとRLIの組み合わせ
皆さんお早うございます。半年以上ご無沙汰しました。dsphileです。

このほどネットワークプレーヤー、NAS,ハブの一新を機に、LAN-1.7 TripleC1本と、LAN-0.7 TripleCおよびRLI-1GB-TripleCをそれぞれ複数本導入しました。

結果はこれまで経験したことのない驚愕的な変化となりました。SN比の目覚ましい向上により、解像度が高まって音の一粒一粒が一段と際立ち、言うに言われぬ空気感が醸し出されます。思わず「なんだなんだこれは」と驚きの声を発してしまいました。透明にして濃密、繊細にして分厚いエネルギー感、わずか2種類のケーブルの導入でこんなに違ってくるとは!

以下聴いた2曲についての感想です。

マーラー 「交響曲第3番」(ラトル/ベルリンフィル)

日本のインターネット業界の揺籃期からその牽引役となってきたインターネットイニシャティブ・ジャパン(IIJ)が昨年末から開始した世界初のDSD等によるハイレゾ音源の無料ストリーミングサービス「PrimeSeat」(http://primeseat.net/)をご存知ですか。このIIJがベルリンフィルとのコラボで土曜日に流しているベルリン・フィルアワーをDSD5.6MHzで録音したのがこの曲(フィルハーモニーでの2011年2月のライブの収録音源を24bit/48MHzでストリーミング)。

演奏開始前の聴衆の拍手がなんと明晰かつ柔らかみのある音か、まず度肝を抜かれます。今回のアコリバ機器の組み合わせの導入前に比べて明らかにホールのアコースティックがより鮮明に実感されます。そしてホルンの朗々たる響き、それに弦、打楽器群が加わって重々しく分厚いハーモニーが押し寄せて来るさまに、思わず「今までと違う」と叫びました。さらに使用している真空管アンプの出力管300Bによる倍音感が従前に増して強く感じられます。各楽器の定位が明確で、瑞々しい演奏にあたかもホールに身を置いているかような錯覚さえ覚えるほどで、1時間40分という時間があっという間に過ぎてしまいます。ティンパニーの強靭な連打で曲が終わると、17秒ほどの異様な静寂のあと、堰を切ったようなブラボーと鳴りやまぬ拍手。このラトル渾身の名演を臨場感あふれる音で余すところなく再生するLAN-TripleCとRLIの強力コンビに脱帽です。

ストラヴィンスキー 「春の祭典」(ピアノ版)(アリス=紗良・オット(P)フランチェスコ・トリスターノ(P))
   
お馴染みのオーケストラ版でなく、二人のピアニストによる演奏。大編成のオーケストラ不在でも、2台のピアノだけでこの複雑怪奇な曲を独特な切れ味と迫力で再現。打鍵のアタックの鋭さ、音の立ち上がりと沈み込みの見事さはやはりアコリバ秘密兵器によるところが大というべきで、異様な緊張感と迫力が伝わってきます。変幻自在なストラヴィンスキーの世界をピアノだけで描き切る快演であり、アコリバ製品の大活躍に思わずブラボー!

ところで今回の最強の組み合わせの導入にあたり、改めて思うことがありました。

この掲示板に投稿されている皆さんには全く無縁で今更の話ですが、世の中にはいまだにケーブル類で音が激変することはない、それより再生器本体の性能アップに意を用いるべきだと言い張る人が沢山います。アコリバと出会う数年前の私自身、ケーブルで音質が変わることは十分理解していたものの、やはり機器本体のグレードを高めるのが筋だと思っていました。しかし、アコリバの製品を使い始めてからは、機器本体とともにそれに見合う良質なケーブル類は不可欠で、むしろ後者の力であたかも再生機器を一格も二格も上の機種にグレードアップしたのと同じ効果があると確信するようになりました。今回改めて強く実感したところです。これは皆さんも同様だろうと思います。ところが、いまだにこれを信じない人々がいることが不思議でなりません。

ある時音楽好きの知人に「ケーブルで音が変わるなんて錯覚に過ぎない」と真顔で言われ唖然としました。このようなケーブル否定派ないしは懐疑派の人々に言いたいのは、私達が日々体験している音の変化は錯覚でもなんでもなく、まさに実体験の生々しい現実だということです。逆にこういう人達には、「違った素材で作られた複数のケーブルで寸分たがわぬ音を出すことが出来ますか」と問いたいものです。

再生機器の性能アップは勿論望ましいことですが、機器類の製作者は部品を吟味し、素材にこだわり、コストとのバランスを考えながら最上のものをとの思いで開発に当たっているはずです。とすると本体とそれに接続されるケーブル類も不可分一体のものとして捉えるべきではないでしょうか。つまり本体もケーブルも等しくその質にこだわる姿勢が求められているはずです。

確か2年ほど前、メールのやり取りでKさんが「弊社は貸し出しやイベント等で地道に事実の啓蒙を行っているのですが、中々正当な評価が得られないのが現実です」と嘆いておられました。アコリバにしていまだにこのような評価が付いて回り、ましてや時に心無い中傷誹謗まで飛び交うという現実に義憤を感じ、思わず筆が滑ってしまい、皆さんには当たり前のことを書いてしまいました。

6月末に行われたAcoustic Revive創立20周年記念コンサートに足を運びました。開演前にKさんやスタッフの方と話しを交わす機会があり何よりでした。KOIKE STRINGSと新垣隆さんのピアノによるシューベルトの「鱒」、各奏者の自己主張と全体としてのハーモニーのバランスが見事で、通い慣れた紀尾井ホールのアコースティックの素晴らしさと相まって至福の時を過ごしました。

「桃李もの言わざれども下自ずから蹊を成す」 Kさんの真摯で心のこもった挨拶に、アコリバの一層の発展を確信した次第です。

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題名 投稿者 日時
 » 驚愕の変化! LAN-TripleCとRLIの組み合わせ dsphile 2016/8/27 7:38
     Re: 驚愕の変化! LAN-TripleCとRLIの組み合わせ zappa1993 2016/8/31 0:06
       Re: 驚愕の変化! LAN-TripleCとRLIの組み合わせ dsphile 2016/8/31 14:45
         Re: 驚愕の変化! LAN-TripleCとRLIの組み合わせ 管理人K 2016/9/2 23:11
           Re: 驚愕の変化! LAN-TripleCとRLIの組み合わせ dsphile 2016/9/4 17:56
             Re: 驚愕の変化! LAN-TripleCとRLIの組み合わせ zappa1993 2016/9/4 23:27

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