LINE1.0X-TripleC-FMをお借りしました。

SPC-AVのスレにも書きましたが、当方のシステムは6chパワーアンプを２台使用して、フロントをトライアンプ、センターとリアをバイアンプ接続としています。

手持ちのアコリバ製ラインケーブルは、BDプレーヤーの2ch出力にLINE-1.0R-TripleC-FMを、フロント用パワーアンプに旧LINE-1.0R（3組）を使用しています。

ちなみにセンター・リア用のパワーアンプには他社製1.5万円程度のケーブルを使用しています。

今回1.0Xお借りした狙いは、BDプレーヤーに使用している1.0Rを1.0Xに交換、交換した1.0Rをセンター用パワーアンプに使用すること。これにより、2ch再生の音質向上と5.1ch再生時のフロント、センター間の音質差の改善を図ろうとするものです。

試聴結果ですが、当初は1.0X の方が音に厚みはあるものの、音のキレ、スピード感、メリハリ等は1.0Rの方が優れているように感じました。

１週間たってもこの傾向が変わる気配は全くなく、これはもう1.0Xをお返しするしかないと思ったときに、ふとAVプリのXLR入力端子にECI-50を塗布していなかったことに気付きました。

BDプレーヤーのXLR出力端子には少し前に何かのついでで塗布したのですが、入力端子は未塗布でした。もちろん、1.0Rの方は入出力端子とケーブルのプラグに塗布済みです。

借り物の1.0Xへの塗布は断念しましたが、早速XLR入力端子に塗布。そして24時間後、一気に形勢逆転です。音の厚み、キレ、スピード感、メリハリ等全てが1.0Rを上回っています。

1.0Rが一生懸命鳴らしている感じがするのに対し、1.0Xは常に余力を持ちながら鳴らしている感じです。

ということで、そのまま購入しました。

もう一つの目的であるフロント、センター間の音質差の改善ですが、確かに1.0Rに交換したことによりセンターの音は良くなったのですが、フロント用の旧1.0Rとの音質差はそれなりに大きく、結局センター、フロント、リアの3段階格差になってしまいした。

これはもうパワーアンプ用のラインケーブルを全てPC-tripleC化しないとだめですね。

それにしても、ECI-50の効果はおそるべしですね。