皆様
こんにちは、Harryです

アナログの音質向上にここ数年取り組んできて、フォノケーブルやRCAケーブルのTripleC/EX化やフォノアンプに別売の電源ユニットの導入とそれに合わせてDCケーブルのTripleC/EX化やTripleC電源ケーブルの導入など、地道にアコリバ化による音質向上に取り組み、大変満足しています。

ただ反対に、デジタル環境はCD/SACDプレーヤーはもう20年くらい前の製品を使っており、XLRケーブルもまだXLR-1.0PAのままで、聴く機会が随分減り、アナログばかり聴くようになっている状況です。

この際、選択と集中で、アナログに全シフトしようかとも思いましたが、CDやSACDも多く所有しており、CDしかない音源もあり、また、アナログはCDやSACDに比べると相対的に高価でもあり、初期盤は何万円、何十万円もしたりするし、最近のレコードブームと新型コロナの影響による巣ごもり需要増で初期盤も手に入りにくくなっているなど、アナログに全シフトもデメリットがあるなあと、踏ん切りがなかなかつきません。

そこで、アナログに全シフトするのではなくて、デジタルにも投資した方がいいと思い至りまして、これまでのCDやSACDの投資が活かせるように、投資をするならどの機器がいいだろうと悩んでいます。

SACDは汎用性がないですよね。SACDプレーヤー/トランスポートでしか再生できないし、SACDプレーヤー/トランスポートのDSD出力はHDMI端子やメーカ独自伝送方式でないとデジタル出力できないから、同一メーカ同士じゃないとDACに入力も叶いません。
SACDを多数所有してるので、SACDプレーヤーしかないかなと、ただ、最近の高音質なSACDプレーヤーは非常に高価になってるので二の足踏んでおります。

そんな時、HiViの2023年春号を読んでると、HDMIからリニアPCMとDoP形式でSACDデジタル信号を同軸デジタル出力してDACに入力できる、GeerFab Audioの D.BOBという製品が紹介されていました。

なるほど、やはりデジタルの音を決めるのはDACなので、SACDデジタル信号を DACに入力できる方法があるなら、DACに資金を注力した方がよいのではないかとも思えて来ました。

今、気持ちはDACに傾いていて、HDMI端子を具備してたり、同軸デジタル入力がDoPに対応しているDACがないかあれこれ探しています。
（HDMIは同一メーカ同士しか保証してないみたいですが）

最終的にどちらにするか、まだ決めきれていませんが、あれこれ悩むのも楽しいので、じっくり考えようと思います。

（もちろん、いずれにせよ、XLR-1.0PAはTripleCに線材交換バージョンアップをして頂くことにしています）