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     アコリバ製品による音合わせ(続続)
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投稿者 スレッド
SS
投稿日時: 2010/9/16 15:46
長老
登録日: 2010/4/6
居住地:
投稿: 201
アコリバ製品による音合わせ(続続)
2010年9月16日

 アコリバ製品による音合わせ(続続)   

 皆様、こんにちは
                      音遊人 S.S
 酷暑の夏でした。お彼岸が迫ってようやく、秋の気配がし出しました。皆様におかれましては、お元気にお過ごしの事と思います。
 
 さて、6月末の投稿時に今後の予定として下記の事を皆様にお伝えしました。
=================
 ★今後の予定
1)スピーカーケーブルのアコリバ化
今までは、自作のトライワイアリングでLowは日立電線の5.5SqMiDとHighはオーディオクラフトで内部はSAECやオーディオクラフトで構成してます。
これは、アコリバの単線でやり直そうと考えています。

2)電源ケーブルのアコリバ化
パワーアンプが主になります。懐と大相談になります。勉強してください。
 
3)部屋の音環境の整備
お店で試聴させて頂いた時に整備の大切さがよくわかりました。1)、2)の後にじっくり検討させて頂きます。
=================

 これらの内、1)のパワーアンプからネットワークまで(自作のためこんな表現になっていますが、スピーカーケーブルです。)をアコリバ製に変更。2)のパワーアンプの電源ケーブルをアコリバ製に変更致しました。また、電源タップもアコリバ製にいたしました。これらの効果は、今までの結果から予測はできましたが、感覚的には、システム全体を入れ替えた様な感じで、昨年末にパワーアンプの更新を行った以外は機器は全く同じなのですが、出ている音は全く別物のような変化でした。2段階以上のグレードアップに感じました。
以下にその報告を致します。

 ☆実施した事

1:スピーカーケーブルのアコリバ化
自作のケーブルをSPC−2.0のトライワイアリングと致しました。アンプ側はYラグRYG−1、バナナのダブルワイヤーとし、RBN−1を使用。ネットワーク側は自作のため無理を御願いしてクライオ処理の圧着端子としました。

2:電源ケーブルのアコリバ化
オヤイデ TUNAMI GPXから、併行輸入のPower Referenceに致しました。モノラルなので2本になります。大勉強をして頂きました。

3:電源タップのアコリバ化
自作のPADのコンセント使用のタップをRTP−4 Ultimateに致しました。まさに清水の舞台から飛び降りる気になるとはこの事。

○改めて略号で現状を整理致します。
1:電源ケーブル(9月16日現在のもの)
AP3:アコリバ Power Max 3
APR:アコリバ Power Reference
APS:アコリバ Power Standardのケーブルの自作
RPC:リアルケーブル CITRIVE-2
EPT:AET  SCR AC EVO
PPD:PAD  ドミナス
長さは1.5m〜3.0m

2:デジタル(RCA)とライン(RCA)ケーブル
ALD:アコリバ COX-1.0PA
ALR:アコリバ RCA-1.0PA
ALL:アコリバ LINE-1.0R
DLD:ZONOトーンSilver Grandio HD10
DLR:ZONOトーン7NAC Grandio
SLD:シルテック シグネチュア
長さは0.8m〜1.0m

3:壁コンセントとテーブルタップ
PWC:壁コン PAD
OWC:壁コン オヤイデ
PTP:自作 コンセントはPAD
      インレットはフルテック
RTP4:アコリバ Ultimate

○機器を含めた構成です。
 
共通:プリアンプ  パスアレフL
   パワーアンプ ヴィオラ フォルテ
電源 OWC-APS-プリアンプ
   PWC-APR-パワーアンプ
信号 プリアンプ-ALL-パワーアンプ
パワーアンプ-SPC-2.0PA-スピ-カ-
A:CDP CEC TL-1,DAC マイクロメガ ダイアログ
電源 OWC-APR-RTP4-AP3-CDP 
       RTP4-APR-DAC
信号 CDP-ALD-DAC-ALR-プリ
   アコリバ率 9/9(100%)
B:CDP CEC TL-1,DAC プロシード dap
電源 OWC-APR-RTP4-AP3-CDP 
       RTP4-RPC-DAC
信号 CDP-DLD-DAC-DLR-プリ
   アコリバ率 6/9( 68%)
C:CDP クレル MD-1,DAC マイクロメガ ダイアログ
電源 PWC-PPD-PTP-EPT-CDP 
   OWC-APR-RTP4-APR-DAC
信号 CDP-SLD-DAC-ALR-プリ
   アコリバ率 7/10(70%) 

☆試聴記です。アコリバ率100%のAシステムでの試聴です。全体的に低い音が1オクターブ更に低くなり、結果として低音感が、低音楽器や低音音源の音として良く捉えられる様になりました。これは大変な事で、ドラムの叩き方とかその録りかたが良くわかったり、ベースの弾いた後直後の空気が揺れる感じが出たりします。

また、ピアノがこんなに良く鳴る楽器だったとは今にして良くわかりました。今回生意気ですが同一レーベルで異なるピアニストの音色の差が判るか?(多分に判る様な気がするだけかとも思いますが)をテーマに聴き比べてみました。出来るだけ録音時期を揃えて見ましたが手持ちのCDだけなので十分ではありません。ご承知おき下さい。またボリューム位置の記載から音量がかなり高い様に感じる方もおられると思いますが、私のプリアンプのゲインが低いためで一般の人よりやや大きめと考えて下さい。

A:ヴィーナスのヒギンズとキューン

?Amor
Eddie Higgins Trio
Venus VHCD-4004
at The Studio in NewYork
on 2005/11/14&15
By Katherine Miller

*Tr4 Pensativa,Tr5 Histria De un Amor,Tr8 Amorを聴く。アンプのボリュームは11時30分の位置。音場感は少なく、平面的であるが、ヒギンズの高域は良く録られているし抜けも良い。ピアニストの弾き方や、よく使う音域でのタッチの差は解るが、ピアノの音色は私の駄耳では判別は不能。もう少し、ピアノの音は小さく録って頂きたい。

?Pavane For A Dead Princess
Steve Kuhn Trio
Venus VHCD-4005
at The Studio in NewYork
on 2005/08/18&19
By Katherine Miller

*Tr2 Pavane for a Dead Princes, TR5 Swan Lake, TR10 Pavaneを聴く。ボリューム位置は11時30分。音像は大きめ。もう少し小さくならないか?
ヒギンズの高域(ソプラノ)に対してキューンは中域(アルト)の感じやムード的に対して構成的なところは良く出るが音色になると解りません。

B:M&Iのカレル・ボエリーとルイス・ヴァン・ダイク

?Silent Nocturne
Karel Boehlee Trio
M&I MYCJ-30313
at Dudok Studio of Conservatorium
van Amsterdam
on 2004/09/22&23
By Lex Tanger

*Tr2 Nocturne opus 9 ,Tr6 Tekns Weer, TR7 Amazing you 等を聴く。ボリュームは12時30分の位置。ペダリングなのか、大変良く響き、音色が美しい。音像はやや大きめだが、奥行きも良く感じられる。大きめ音像が逆にピアノ中心の感じで良い。これは音色の区別が良く付きます。

?Ballads In Blue
Louis van Dijk Trio
M&I MYCJ-30323
at Power Sound Studio in Amsterdam
on 2004/10/11&12
By Paul Pauer

*Tr2 The shadow of your smile, Tr6 Estate,Tr7 The Summer knows等。ボリュームは12時30分。高域の音像が小さくなる傾向があるが、キレイで柔らかい感じのピアノ。音色の違いはよくわかり易い。音像は全体でも小さめで低いベースの動きがよくわかる。

C:ECMのステファーノ・ボラーニとジュリア・ヒュルスマン
 
?Stone In The Water
Stefano Bollani Trio
ECM 2080
at Avatar Studios in New York
on 2008/10/--
By James A.Farber

*Tr1 Dom de iluder,Tr4 Brigas nunca mais,Tr9 Joker in the Villageを聴く。ボリューム位置は1時。思わず「ひゃー」これは良い。音場が立体的。像は小さく、空間はまったくクリアー。音はややクール?ピアノは録音のせいかやや特徴的な音だが、力強く、キレイで良い。
音色の区別は微妙ではあるが解る。

?The End of s Summer
Julia Hulsmann Trio
ECM 2079
at Rainbow Studio in Oslo
on 2008/03/--
By Jan Erik Kongshaug

*Tr1 End of Summer,Tr2 Kiss from a rose,Tr10 Where in the Worldを聴く。ボリューム1時の位置。音像が小さくくっきり。運指が判る様。奥行きは更に深い。ボラーニよりやや硬質な感じの音色で聴いていて大変良い気持ち。

D:チェスキーのハンク・ジョーンズとデビット・ヘーゼルタイン

?West of 5th
Hank Jones Trio
Chesky SACD313
at St. Peter's Episcopal Church in NY
on 2006/01/29
By Nicholas Prout

*Tr1 On Green Dolphin Street,Tr3 Speak Low,Tr5 If I were a Bell等を聴く。ボリュームは1時の位置。地味な感じの音色。90才近い人が弾いているとは思えないが、でもピアノの出番が少ないような気がする。ドラム、ベースが自然な感じで良い。
ピアノはBaldwin "D"

?Manhattan
David Hazeltine Trio
Chesky SACD310
at St. Peter's Episcopal Church in NY
on 2005/12/22
By Nicholas Prout

*Tr1 In Your Own Sweet Way,Tr3 Out of This World,Tr5 Cinema Paradisoを聴く。ボリューム1時の位置。明るく切れが良い音色。バランスは大変良い。力強さがある。リファレンスに出来るか。
ピアノはBaldwin 9FT
同じメーカーのピアノであるが、種類だけでは無いと思うが、明らかに音色に差が感じられる。大変おもしろい。

★リファレンスディスクの紹介と試聴記です。

?Autumn Leaves
Manhattan Jazz Quintet
KING K32 Y6020
at Clinton Studio in NewYork
on 1985/03/03
By Tom Jung

*Tr4 Autumn Leavesを聴く。1985年録音の旧いCDだが、なぜかずっと聴いています。まず音場が広く、各楽器の位置が明瞭です。特にやや右側のトランペット、やや左側のアルトサックスの位置関係と、重奏したときのきちっとした分離ができるかを聴いています。意外に重なると不明瞭になり2ホーンが1.5ホーンになったりします。それとマシュ−ズがバックで弾くときのピアノです。小さな音で録音されていますが、よく聴けると各奏者に合図しているなと感じられます。

?For Jazz Audio Fans Only Vol.2
Yasukuni Terashima Presents
Terasima TRY-1014
Licensed By Basho Music 他
Mastering by 田中 一郎

*Tr1 La Paloma Azull(Liam Noble):出だしのシンバルとパーカッションの鳴り方とその後のピアノの入り方がなんとも言えず、よく聴いています。また、ベースも量感ありながら良く動いて大変良いです。
Tr4 Sonora(Nick Weldom) :ベースの低い音を聴きます。アコリバ化効果のせいか低さが一段下がました。

?Wanton Spirit
Kenny Barron Trio
Verve 522-364-2
at Systems Two in New York
on 1994/2/22&23
By Joe Marciano

*Tr1 Take the Coltrane Tr3 Bebopを主に聴きます。音像、音場明快。各楽器の録りかたは大変良くいまのところマイベストです。このバランスの良さは滅多に聴けません。ただしシンバルだけはこれを上回る録音もあるような気がしています。

?To The Little Radio
Helge Lien Trio
DIW 632
at Rainbow Studio in Oslo
on 2006/01/03-06
By Jan Erik Kongshaug

*Tr8 Love Song Tr9 Amapola Tr10 Sonora を聴きます。中央から右のピアノ、左やや奥のドラム、右やや奥のベースの空間の中に何というか音粒が分布しているような音場感がよくわかります。音像が大きくなりません。またTr10のバックのドラム。バスドラですがそっと鳴る感じが抜群です。

?Never Let Me Go
Robert Lakatos Trio
SAWANO AS-066
at Radio DRS Studio 2,Zurich
on 2006/10/22&23
by Daniel Dettwiler

*Tr2 Never Let Me Go Tr8 Estate をよく聴きます。ピアノの高域の伸びとその響き方を聴きます。なかなか高い音の響きは難しいです。後はTr8の出だしのピアノの和音の分解。と太めのベースの動き方を聴いています。

以上の結果です。これほどの変化向上(このような試聴記が書ける程の向上)になるとは思いませんでした。サポート頂いた掲示版の皆様や、アコースティックリバイブの管理人Kさん、Yossyさんのおかげです。深く御礼申し上げます。

今後の方向です。電源、信号ケーブルのアコリバ化のグレードアップを実施致します。

1)ディジタルケーブル
 COX−1.0PAからDSIX−1.0PAへ
2)プリとパワー間
 LINE−1.0RからRCA−1.0PAへ
3)プリアンプ電源ケーブル
 Power Standardのケーブルの自作からPower Referenceへ
 
1)、2)は年内目標です。3)は機器も絡みますので少々時間を下さい。

以上 長々と失礼致しました。現況報告です。
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題名 投稿者 日時
 » アコリバ製品による音合わせ(続続) SS 2010/9/16 15:46
     アコリバ製品による音合わせ(続続)追記1 SS 2010/10/11 19:21

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