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SS | 投稿日時: 2011/10/9 20:58 |
長老 登録日: 2010/4/6 居住地: 投稿: 201 |
RBR-1導入前の電源の検討 RBR−1導入前のDSIXやRR−77の電源の検討
2011年10月09日 スタビ 様 管理人K 様 PAKA 様 Zappa1993 様 まさこ 様 Marchan 様 皆 様 SS 皆様、今晩は。 本投稿はアコリバさんのアクセサリーに直接関係した話ではありません。DSIXとRR−77の電源の事で、その電源も他社品の話です。 ですが、それを使ったDSIXとRR−77の音質改善効果が著しかったので投稿させて頂きました。 管理人K様、主旨に免じて御容赦下さい。 目的は皆様のRBR−1の導入記を見させて頂き、私もと思っておりましたが、アコリバ製品では高額な商品であり、借りればそのまま設置となることが解っております。(定常的金欠状態にあり。)また、電池駆動の話もありますが付けっぱなしの所に使っており、あまりにも不経済ではないか?そこへ、友人から譲渡の話。すぐに乗りました。 RBR−1導入前の実験記として投稿させて頂きます。 既に導入されていて投稿されておられる方には申し訳なく思いますが、御容赦を御願いします。 1:DSIX1.0PA DSIXを導入してほぼ一年がたちます。 もうなくてはならないアクセサリーになっていますが(こうなるとアクセサリーではなく必需品ですが)、取り付けたきりで使いこなしの面倒が全くなく、使い続けております。皆様のDSIXにRBR−1を導入した結果を読ませて頂いて大変効果的であることは解っておりますが、導入前に電源の影響をよく勉強してみたいと思っておりました。 そんなおり、友人からDC安定化電源を譲るよ!と連絡が参りました。丁度良い話なので即譲り受けました。 ?友人からのDC安定化電源の仕様です 名称 :DCアダプター(DCA-12V) メーカー:オーディオデザイン 入力 :AC100V(50/60Hz) 出力 :DC12V 定格電流:1A 定格消費電力:27VA 重さ :1.2Kg ?DSIX購入時付属のACアダプターの仕様です。 名称 :AC アダプター(NP-12-US1210) メーカー:秋月電子通商 入力 :100-240V 50/60Hz 0.3A 出力 :DC12V 1A 重さ :0.12Kg ACアダプターにも種類があるようなので、百科事典的に調べて見ました。 a:非安定化ACアダプター 簡易な方式で脈流は避けられない 入出力の変動に弱い 用いる電源と機器の定格に注意 アダプター形式の商品はある。 b:安定化AC電源 安定化回路により、入出力の変動に強い。 シリーズレギュレーターと呼ばれるタイプです。 ただしアダプター形式の商品は少なく、BOX型が多い。 c:スイッチングACアダプター スイッチング回路を用いているため、トランスが小さくて済む。 従って、小型で効率が良い。 入出力の変動に強い。 数10KHz〜数100KHzの輻射ノイズが発生する。 スイッチングレギュレーターと呼ばれるタイプです。 ほとんどのアダプター形式の商品はこのタイプ。 ?は、bの形式です。DC安定化電源と今後呼びます。 ?は、cの形式です。付属ACアダプターと今後呼びます。 今回はDC安定化電源と付属ACアダプターの比較です。 セッティングです。写真の様にパワーアンプ設置のラックの中心に鬼グルミ材の下にCP−4を敷いて設置しました。 さて音です。 ?DC安定化電源 低い音の出方がまるで変わります。本当に無理なくスッと出る感じです。またシンバルなどのブラッシングは細かな音が良く解りながら自然な感じになります。また音場もが大きくなります。さらに不思議なことに小音量にしても音が痩せません。これにはびっくりしました。 ?付属ACアダプター 一挙に寂しい音になってしまいます。 この状態で、DSIXは素晴らしいと感じて今まで使っていたのです。そのくらいの音質改善効果がDC安定化電源で得られたことになります。 次に電源コードの影響が大変大きい事が解りました。以下が比聴記です。 1)付属ケーブル 0.75スケアーが付属しています。ACアダプターより良いですが可も無く不可もなく。 2)オヤイデ TUNAMI GPX 低域の量感が増す。中高域に透明感が欲しい。低域がかぶっている。 3)アコリバ POWER STANDARD5000の自作 低域の伸び、空間が再現されて、透明感が出る。素晴らしい。 4)アコリバ POWER REFERENCE 低域の伸びと深さ、音場の奥行き、透明感が3)を超えて素晴らしい。聴かなきゃ良かった。 結局、付属ケーブルから、比較的使わないCDPのPOWER EFERENCEに交換しました。ものすごくケーブルに敏感です。 また、DCケーブルをRBR−1と同仕様で管理人K様に無理を承知で特注を御願いしました。まだ数日の評価ですが、さらに滑らかさが増し、自然になります。 これを聴いてもう手放せなくなりました。この先にRBR−1があります。一体どうなる事やら楽しみが増えて大変嬉しくなりました。 過去に、DPS−1という電源が販売されていて好評を得ていたこと、皆様が電池駆動を試され、結果良好と発表されていることが今回の実験で良く理解できました。 2:RR−77 RR−77の1台目を導入してほぼ1年、2台使いの投稿やスタビさんのサゼッションに刺激されて2台目を導入して2ヶ月がたちます。 1台目を導入、その性能が解った時は、びっくりしました。また2台使いを始めた時は驚愕しました。いまは、留守にする時を除いて、必ずどちらかは通電しっぱなしです。当然聴く1時間前くらいからは2台ともスイッチが入りっぱなしになっており電源を落とせない必需アクセサリーであります。 RBR−1の2台使い、電池駆動、旧タイプのDPS−1からRBR−1に替えたらさらに良くなった話など皆様の掲載記事は、注意深く読まさせて頂いており、私もいずれRBR−1と考えておりました。しかし、我が部屋には、付属ACアダプターは4台。全部RBR−1にすれば、高級プリアンプ。2台でも相当なもの。やはり、1台ずつ進めるのが手順。そう思っていた矢先に友人よりDC安定化電源を譲って貰いました。その結果は上記の様に良好で、もう手放せなくなってしまいました。 RR−77で試そうとするともう1台は必要になります。RBR−1かDC安定化電源かで悩みました。 RBR−1は何台必要か? 2台あれば、DSIXに1台、RR−77に1台となる。そうすると、今の安定化電源はRR−77に回せば良い。ただし、RBR−1が1台の時は、RR−77にこのDC安定化電源を使う。次の1台までは、懐具合から考えて時間がかかるだろう。安定化電源は友人から安く譲って頂いた。しばらくはDC安定化電源で行こうと考えて、DC安定化電源を購入しました。友人から譲って貰ったものと同じ物です。 セッティングです。鬼グルミ材の下のCP−4を敷いて置きました。 電源ケーブルは付属ケーブルで、DCコードは付属品をそのまま使用しました。つないだRR−77は1年前のモノです。 音です。 これはびっくりです。簡単に言えば、1台使いから2台使いにした時以上の変わりようです。音の空間が広がり、1音1音ハッキリしているのに、自然なのです。この先にRBR−1です。3台使いになっちゃうのか? これも、もう手放せません。 次は電源コードの検討です。もの凄く変化するのです。DSIXはまだ理解する事は出来ましたが、これは極めて間接的な事で理由はよくわかりません。 壁コンから電源タップまでは、POWER STANDARD です。付属ケーブルとの比較です。 1)リアルケーブルCITRIN PSOCC2 重心低く、低音は量感がある。ただピアノの立ち上がりが甘い。 2)ナノテック・システムズ GS#302Nano3の自作 穏やかな感じで、ピアノの立ち上がり、透明感は出る。 3)アコリバ POWER STANDARD5000の自作 ピアノの立ち上がりは良い。低域の伸びと押し出し感、ベースの締まりは良い。 4)アコリバ SPC REFERENCEの自作 透明感は抜群。シンバルは良く散乱する。低音の分解能は一番。 結局4)にします。DCコードはDSIXのなじんだ結果で特注する予定です。 追記です。10月14日にPOWER STANDARDに致しました。低音の量感がしっかりでます。 なぜ、DC安定化電源にする事でこれほど変わるのか。当然スイッチング式ACアダプターでは、RR−77の能力の総てを発揮させられない。その原因の第1は、スイッチング電源から発生する輻射ノイズだ。までは見当 がつきます。そこで、機器への電源の取り方をあらためて考え直してみました。 従来 回線1 壁コン3ヶ コンセント取り口6ヶ NO−1 口1、2:パワーアンプ(2台) NO−2 口1:RR−77(NO-1)用のACアダプター 口2:DSIX用のACアダプター NO−3 口1:サブパワーアンプ 口2:RIO−5 回線2 壁コン2ヶ コンセント取り口4ヶ NO−1 口1:電源タップ CDP×2、DAC、コンセントスタビライザー 口2:コンセントスタビライザー NO−2 口1:電源タップ CDP、DAC 口2:電源タップ RR−77(NO-2)用のACアダプター、RD-3 回線3 壁コン1ヶ コンセント取り口2ヶ NO−1 口1:メインプリアンプ 口2:サブプリアンプ 改善 回線1 壁コン3ヶ コンセント取り口6ヶ NO−1 口1,2:パワーアンプ(2台) NO−2 口1:メインプリアンプ 口2:コンセントスタビライザー NO−3 口1:サブプリアンプ 口2:サブパワーアンプ 回線2 壁コン2ヶ コンセント取り口4ヶ NO−1 口1:電源タップ CDP×2、DAC、DC安定化電源(DSIX) 口2:コンセントスタビライザー NO−2 口1電源タップ CDP、DAC 口2電源タップ DC安定化電源(RR-77)、RD-3 回線3 壁コン1ヶ コンセント取り口2ヶ NO−1 口1:RR−77用のACアダプター 口2:RIO−5 要は、回線1はアナログ系、回線2はディジタルとアクセサリー用のDC安定化電源、回線3はスイッチングACアダプター付きRR−77と電力消費の大きいRIO−5にしました。 メインシステムでは変化は良くわかりませんでしたが、サブシステムではハッキリした変化が起こりました。サブシステムとアクセサリーの電源を入れ、フルボリュームにします。今までは「ブーン」というハム音のほかに、「ちゅるちゅる」と言うノイズが小さく聞こえる時がありましたが、無くなりました。ハム音も小さくなったようです。恐らく、回線2から取っていたRR-77のACアダプターをDC安定化電源にした結果と思います。直接は機器と関係していないのに本当に不思議です。 RBR−1が何台必要になるか?怖い位です。 次はRBR−1の導入記を書きます。 以上 |
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» RBR-1導入前の電源の検討 | SS | 2011/10/9 20:58 |
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