みなさん、こんにちは。ブルメスター100のフォノイコを買ってしまいました。アナログプレーヤーの下がフォノイコで、下段はアナログプレーヤーのパワーサプライです。ちなみにデジタルプレーヤーは修理中につきBABAさんからお借りしているものです。



まだアコリバチューンは施していませんし、入力端子がバランスのみのため簡易な付属のアダプターを使っての現状ですが、世間の噂以上の実力があるようです。

まずボーカルやそれぞれの楽器の存在感が増しました。決してエッジが立ったのではなく、どこかの帯域が強調されたのでもなく、したがってそれぞれがでしゃばるのではなくバランスは保たれています。ダンピングも増し、音楽の躍動感が別次元となりました。Ｓ/Ｎが改善されたことも存在感をリアルにしている要因かもしれません。

特にステレオ再生においてこの傾向は顕著で、最初に試聴に用いたPlease Please Me(Yellow Parlophone 69年盤)でChainsのジョージのボーカルに鳥肌が立ちました。今までジョンのリアルな再生にＫ邸で何度かノックアウトされましたが、それに近い状態が我が家で体験できるようになりました。

ブルメスター100には入力端子が2つあり、ステレオとモノラルの2台からの入力が可能なことも購入を後押ししました。そして、購入したフォノイコはＭＣ用とＭＭ用(購入時に選択できます)ですので、マイソニックのStage 1030を同時購入し、モノラルの方を昇圧してブルメスター100に入力しています。



しかし、今のところモノラルはステレオに比較してですが、まだまださらなる調整が必要なようです。ＭＣ入力端子に直接接続してもステレオのように納得できるものではありません。ブルメスター100にはさまざまな調整機能が付していますので、アコリバチューンやフォノケーブルのバランス化とともに研究していきたいと思います。