バージョンアップしていただいたRR-77 3台が一昨日戻って来ました。
早速、以前置いてあった場所に戻し、聴いてみました。
当初戻した時は、不在の間の素の音に比べれば、たしかに以前のRR-77が在った時のような音場感の豊かさが戻りました。
しかし、バージョンアップ以前と大きく変わったかと言われれば、自信がありません。
正直言って、数日の不在で以前の音の記憶を無くしたという感じです。
実は、RR-77不在の間に、壁コンセントを今までの物とは別の物に取り換えました。（アコリバコンセントではありません）
そのせいもあってか、高域が鋭く響き、RR-77改の効果を確かめる状況ではなかったというのが正しいかも知れません。

昨日拙宅へ来ていただいたのっぽさんが、持参のECI-100を3台の電源ADコンバーターの差し込み端子に塗布してくれました。
これは大変な効果で、いきなり高域のピーキーな感じが薄れ、穏やかなバランスに戻りました。
ですから使用感報告は、RR77改＋ECI-100ということになります。

で、今朝から終日聴いたところ、音場の前後の奥行き、左右の拡がりともに良いバランスとなり、楽器の定位、実在感が増している感じです。
全体の響きがとても自然です。正しい遠近法で描かれた絵画のような端正さを感じます。デフォルメされたところの無い感じです。
とくにシステムのある我が家のリビングは、若干ライブな傾向で、女声とくにソプラノの強い音は、響きが飽和するような、鼓膜が共振するような感じがすることがあるのですが、これも今日は感じませんでした。
同様にバイオリンの高域ものびやかに響いて、すーと消えていくようです。

RR-77改＋ECI-100、良いですね。