メイン [00-01]ACOUSTIC REVIVE全般 一部屋二組(2013年) | 投稿するにはまず登録を |
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SS | 投稿日時: 2012/4/19 12:21 |
長老 登録日: 2010/4/6 居住地: 投稿: 201 |
1部屋2組(2012年)RAS14,QR-8,CP-4 1部屋2組(2012年)
RAS−14、QR−8、CP−4、CSF−6 2012年4月19日 2012円4月21日 追伸 2012年4月23日 再追伸 2012年4月26日 再再追伸 管理人K さん スタビ さん Zappa1993 さん まさこ さん 皆 さん S.S 皆さん、今晩は 今年は、桜の開花が遅く、私の家の近くでは、梅と桜と桃の花が楽しめました。まさにトリオです。皆様は如何でしたか? さて、ここで御紹介しているサブシステムですが、3月下旬にCDPとDAC用の自作電源タップに使っていたRAS−14がメインシステムの方に取られてしまい寂しい状態でした。が、3月末に電源タップ用と、プリアンプ用(追加です。)として2式送られて来ました。 時期を同じくして、お店にパワーアンプのチューンアップに伺った際に、カーボンメッシュチューブCSF−6とヒッコリーアンダーボードRHB−20を購入致しました。それぞれプリアンプ用の自作電源ケーブル(ケーブルは、切り売りのPOWER MAX5000)用とCDPのアンダーボードとしてです。 ◎セッティングです。 1:RAS−14をプリアンプにセット。電源ケーブルにCSF−6を被せました。 音です。ピアノの音が締まって澄みます。またベース等がより低く感じます。 2:CDPのアンダーボードをRHB−20に。 今までのウォールナットの自作アンダーボードは、メインシステムの電源タップのアンダーボードとしました。 音です。全体に音像が小さく締まった様に感じて、音のバランスが高域よりに感じるのです。綺麗な音で、細かいところまで良く聞こえるけれど少し硬いかな?のイメージです。これは聴いているソフトにもよりますが、アコリバでアクセサリーを統一し始めるとそのシステムの弱いところが、この様に音の出方で解ってきます。 またメインシステムのパワーアンプをチューンして頂き、より重心の低い音に慣れ始めている事もあると思います。 以前なら多分こんなものかなで終っていたと思います。 ◎チューニングです。 ☆その前に考えてみます。 今回アンダーボードを変えて大きな変化となりました。ウォールナットの気乾比重は0.6、ヒッコリーは0.7ほぼ同体積なのにヒッコリーはずしりと重く感じます。ヒッコリーになって共振周波数がかなり変化したのではないか? *CDPとDACは、設置時に天底板の中心にはQR−8を貼っていたが、それで十分なのか?上記が変化した後はそれで良いのか? 対応はQR−8で行おう。 *脚とアンダーボードはヒッコリーにして今までと同じでよいのか?ウォーナットとヒッコリーではヒッコリーがかなり硬質なはず。 対応はCP−4で行おう。 ☆対応です。 即、対応出来るように、セッティング出来れば、順を追って聞きながらの対応が出来ますが、なにせ約30年前の自作ラックの中の機器の話です。出し入れを考えるとどうしてもまとめて実施したくなります。今回は3ステップにわかれておりますが、ご理解下さい。ラックからの機器の出し入れで腰が痛くなりました。 まず、試しにCDPの天板にQR−8を4角に追加して貼ってみました。さすがに頼りになるQR−8です。音が落ちついてきました。後は思い切って実行するだけなので、QR−8とCP−4を発注致しました。 #対応その1 (脚とアンダーボード下にCP−4) a:CDPと脚は、今までは下からラック面+CP−4+RHB−20+脚(アルミにゴム)でしたが、これをラック面+CP−4+RHB−20+CP−4+脚としました。脚下にCP−4の追加です。 b:DACと脚は、今までは下からラック面+CP−4+RHB−20+脚(ハイカーボン鋳鉄)でしたが、これをラック面+CP−4+RHB−20+CP−4+脚としました。これも脚下にCP−4の追加です。 c:パワーアンプと脚は、今までは下からラック面+RHB−20+脚(金属にゴム)でしたが、これをラック面+CP−4+RHB−20+CP−4+脚として、ボード下と脚下にCP−4を追加しました。 プリアンプは自作のウォールナットなので、今回は手を入れませんでした。 #対応その2 (QR−8の貼り付け) a:CDP 今までは、天底板中央。今回は加えて天底板の4角に。裏は中心、表は電源スイッチ、トレイ中央、切り替えスイッチに1ヶずつ b:DAC 今までは、天底板中央とボリュームに1ヶ。今回は加えて天底板の4角。脚(ハイカーボン鋳鉄)の上面に1ヶ/1脚 c:プリアンプは、切り替えスイッチ中央に1ヶ追加 d:パワーアンプは、裏板電源コード付近と、表面の電源スイッチの中央に1ヶずつ。 合計で、28ヶ追加です。 この状態の音です。非常に落ち着いたしっかりした音です。手応えを感じました。 #対応その3 (スピーカー) 今まで、スピーカーは配置の変更などは致しましたが、それ以外では、脚を鋳鉄製に変更したほかは何もしませんでした。箱鳴りの多いタイプなのか?なにかするとバランスが崩れてしまうのです。今回は、思い切ってやってみました。 a:脚にCP−4。今までは、床+CP−4+自作ボード(樺合板25mm厚+ウォールナット集成材20mm)+脚でしたが、脚下にCP−4を敷きました。 b:スピーカー側板中央にQR−8を張り付け。このスピーカーは奥行きがあり側板の面積がもっとも広いのです。なんとなくここが効くと感じて実施しました。前後面やツイーター裏は以前トライしましたが、効果を感じませんでした。 この状態での音です。 ステーシーケントの声がより暖かくなって来ました。大変、良い気分でいたのですが、大きな問題に気がつきました。 #対応その4 (DAC) このDACはプリアンプの機能もあり、出力ボリューム付です。私は適当なボリューム位置にしてプリアンプを通してパワーアンプに接いでおります。要は、DACのボリューム位置とプリアンプのボリューム位置により、同じ音量でも音のイメージが変わってしまうのです。入れ替えて約1.5ヶ月なのでそこまで頭が回っておりませんでした。今までの対応は、DACのボリュームでは時計の短針で3時頃での話です。以下実験をしてみました。音量は音圧計がありませんので感で同じ音量と感じた位置です。 ?DACのボリューム12時 プリのボリューム 12時 音が甘くなる。ムードミュージック的。プリのボリュームを10時頃にするとヴィーナスレコードのCDが聞ける感じです。 ?DACのボリューム02時 プリのボリューム 10時 中庸か?もっと追い込む必要はあるが、音的にはバランスは良い? ?DACのボリューム03時 プリのボリューム 09時 音のエッジがやや立って来るか?録音が良ければ、このレベルで良い? ?DACのボリューム フル プリのボリューム 08時 一般的な録音のCDは少しハッキリし過ぎて聴き疲れのする音になる。 まずは、DACのボリュームが?から?の間で追い込んで行こう。 この状態の音です。 始める前の状態に比べると相当に追い込みましたが、高域にやや硬質な感じがあるのです。ウーン #対応その5 (電源コード) もう少し、追い込めるはずだと見直してみました。眼が、プリの電源ケーブルに行きました。これはPOWER MAX 5000を使った自作でプラグはロジウムメッキです。これはロジウムの音なのではないだろうか?せっかくCSF−6を被せたばかりだが、ここはパワースタンダードと交換してみようと思い、RR−77の電源ケーブルに使っていたパワースタンダードと交換しました。 この状態の音です。 音がしっかりと落ち着きました。最初は少し物足りないと感じた位です。ボーカルがぐっと前に来るようになりました。 ☆今の状態での試聴記です。 ?ヒラリー・コール「ユー・アー・ゼア〜デュエッツ」 ビクターエンターティメントVICJ-61617 1: イフ・アイ・ハド・ユー (P)ハンク・ジヨーンズ 4: ラッシュ・ライフ (P)ケニー・バロン 10: スチレンジ・メドウラーク (P)デイブ・ブルーベッック 12: トウ・フォー・ザ・ロード (P)スティーブ・キューン ピアニストの個性(音)がよく解る。歌は特に高い音域が明瞭で透明で大変キレイですが少し声はクールか? ?ニコレッタ・セーケ「A SONG FOR YOU」 澤野工房AS085 1: A song for you 2: Waktz for debby 7: Summer night 13: The look of love ラトカシュのピアノの高い音が良く抜けて、シンバルが叩いてから音が響く感じが、以前は微粒子の感じだったが、その粒が大きくなってきた。声は可憐でやや鼻に抜ける感じがなんとも良い。 ?STACEY KENT「DREAMSVILLE」 Candid CCD79775 1: I'VE GOT A GRUSH ON YOU 6: DREAMSVILLE 8: HUSHABYE MOUNT 12: THANKS FOR THE MEMORY なんとも暖かい歌い方で気分が良くなる。それにしてもベースの低い音の動きがよくわかって面白い。昨年の状態ではギターが勝手に飛び出していた感じがあったか、今は落ちついてバックで弾いている。 ?diana krall「stepping out」 Justin Time 6894400502 1: This Can't Be Love 4: I'm Just a Lucky So And So 7: Do Nothin'Till You Hear From Me 11: As Long As I Live 独特な(多分これがJAZZ的正調なのだとは思いますが?)歌い方で良く通る声だ。ピアノが非常に力強い。ベースが本当にしっかりした。今まではうるさいと感じて、あまり聞かなかったが今は良い。 ?ヘイリー・ロレン「青い影」 ビクターエンターティメントVICJ-61618 2: 青い影 3: ブルー・スカイズ 4: 枯れ葉 6: ゴッド・ブレス・ザ・チャイルド 8: パハップス、パハップス、パハップス 10: サマ-タイム すこしハスキーな歌い方で、歌詞は極めて明瞭。英語の勉強ができる様。ベースの動きがよく解るので、思わずノッテしまう。 ?Jacintha「Jacintha is her name」 DEDICATED TO JULIE LONDON Groove Note GRV1014-2 1: Willow Weep For Me 3: Something Cool 5: Light My Fire 8: Round Midnight 11: Cry Me A River 特に、8:と11:はバックがピアノ・トリオになり、透明で綺麗な歌声となんともバランスよく、ボーカルを聴いているより、声withピアノトリオみたいで大変面白いです。 ◎反省 昨年6月頃から、「1部屋2組」のタイトルでこの投稿を始めました。 メインシステムと共通で使っているアクセサリーを除いてこのシステムで使っているアコリバのアクセサリーは、 ?パワーマックス??RAS-14?パワースタンダード?自作電源ケーブル(POWER MAX5000)?コンセントベースCB-1DB?RTP-シリーズの赤コン(壁と電源タップ)?電源タップ用楕円単線?バナナRBN-1?YラグRYG-1?SPCレファランス?CSF-カーボンメッシュチューブ?SIP-8Q?IP-2Q?COX-1.0PA?LINE-1.0R?PSA-100?さざれ水晶?QR-8?CP-4?ヒッコリーアンダーボードRHB-20 等 です。 電源ケーブル、ラインケーブル、スピーカーケーブルやその端子、コンセントなどは、これがなければ音が出ない物です。これらを除いたものがアクセサリーと言うことになります。この趣味の方にとっては前出の物は少しの努力で手に入れられると思います。 これらのアクセサリーを約1年かけて、導入してきました。今回、CDPのアンダーボードをRHB−20に変更したとたんに記載の様に音調が変化しました。アコリバのアクセサリーは総て同じ方向のベクトルになるように設計されています。それが、今回の変更で完全にそのベクトルが一致して効果がハッキリ表れたのだと思います。RAS−14や、パワーマックス?を除けば、そんなに高額なアクセサリーは使っていませんが、まさにこれがアコリバ製の良いところです。そうなると機器の癖や調整不足等のそのシステムの弱点がきちっとした形で表れて来ます。今回は、CDPとDACのチューニングや調整不足と自作ケーブルの癖の結果でした。 ◎これからです。 今回の試聴で感じたのですが、所謂アコリバの音が出始めました。音が澄み切って、自然で、音が重なっても混濁感が0で、低音に力感が出て等です。私がメインシステムと呼んでいる装置に比べれば、スケール感や、立体感等は及びません。が、少し箱庭的にはなりますが、声などは、この方が良い場合があるのではと感じ始めました。 一番新しい機器で10年位前、旧いものは20年以上前のモノです。これが、昨年来のアコリバ化によってこんなに良く鳴るようになりました。私にとっては新規購入した様に感じます。 1:腰を痛くして調整しましたので、まずしばらくはこの状態で聴きこみます。その後再調整を致します 特にQR−8は軽く叩いた時の感じで貼り付けましたが、ここは皆様の蘊蓄を頂きたいところです。 2:かなり先になるとは思いますが、パワーアンプのチューンアップと電源ケーブルの交換と思います。 メインシステムのパワーアンプのチューンアップをして頂きました。その変化に驚いております。なんとかこれもと思っております。 以上 2012年4月19日 追伸致します。 結果として「少し箱庭的にはなりますが・・・。」と書かせて頂きました。投稿時点の満足度は約80%位でした。その後、聴き込みを続けながら電源ケーブルを眺めていて、なぜか閃いたのです。 [CDPとDACに給電している自作電源タップの電源コード「パワーマックス?」とプリアンプに給電している電源コード「パワースタンダード」を入れ替えて見よう。] 従ってCDPとDACが「パワースタンダード」にプリアンプが「パワーマックス?」になります。 結果です。 満足度が90%以上にアップしました。箱庭的ではなくスケール感が出、低い音がしっかりして13cm2WAYとはとても思えなくなって来ました。 試聴記です。 ☆HELGE LIEN TRIO 「NATSUKASHII」 OZELLA OZ-036CD TR-1 Natsukasii 重心がぐっと下がって、本当に低い音まで聞こえてきます。特に1分30秒過ぎの低音は思わずビックリしました。 ☆カレル・ボエリー・トリオ 「ベスト・マスター・クォリティー」 M&I MYCJ-30489 TR-7 ブルー・プレリュード 約2年程前にお店のソナース・ファベールで聴かせて頂いた時を思い出させる様な音です。質感は及びませんが、バスドラの低い弱音が自然に聞こえるのです。これにはビックリしました。 ごく自然で、ストレスを感じない音の出方になりました。今は、ビックリしていろいろなCDを聴き直しているところです。 なぜか? 今回は全く解りません。神が恵んでくれたのでしょうか? ケーブルとプラグの差はあるとは思いますが、「パワーマックス?」と「パワースタンダード」の入れ替えは、上流原則には、はずれるし、「パワースタンダード」にすこし負荷がかかることになりむしろ良くないかと思っておりました。 どなたかサジェストして下さい。 2012年4月23日 再追伸致します。 その後、ずっと聴き続けました。CDによっては、すこし高い音がやや硬めに感じるのもありました。それで、スピーカーの箱を聴きながら触ってみると、トランペットが大きな音に鳴るときに箱の天板の中央付近の振動が激しくなります。QR−8を貼って見ました。ピタッと治まりました。 ただし、今度は少しおとなしく感じるCDが出てまいりました。最後の努力(比較的軽いのでやれました。)と思い、DACをラックから引き出し、その脚の上面に貼ったQR−8計4ヶを剥がしました。 ほぼ、満足の状態です。 2日間、20時間以上、20枚以上のヒアリングでした。女性ボーカル(もっとも、男性ものはありませんが)が素晴らしいです。 2012年4月26日 再々追伸です。 その後も、夜に聞いては調整し、朝確認のために聞く作業を繰り返しました。不思議なもので夜これで良いと思っても、朝聞くとイマイチと感じるものが出てきます。。 傾向として、ボーカルモノは良いのですが、好きなピアノトリオのCDでバランスは良いが、イマイチ、ノってないと感じる様なCDが出て来ました。メインシステムと比べながら、DACとスピーカーのQR−8、CP−4の数量で調整しました。 QR−8を貼ったり剥がしたり、CP−4を敷いたり、はずしたりですっかり腰に来ております。 最終結果です。 DAC:天底板の中央と4角、ボリュームのつまみの中央に1ヶQR−8。脚のCP−4ははずしました。直接RHB−20に。 スピーカー:天板中央に1ヶQR−8。脚のCP−4ははずしました。直接自作ウォールナットのボードに。 DACのボリュームはフルにして、プリアンプで音量調整をしても、聞き疲れがしなくなりました。 音は、弾力感のある低音になり、ノリ感もでてきました。これで当面聴き込みOKです。 今回は、RAS−14のプリアンプへの導入と、CDPのアンダーボードの自作ウォールナットからRHB−20への交換を機会に、QR−8とCP−4を使った調整でした。特にラックから移動しにくい機器(CDP、パワーアンプ)は、少しくらい過剰になるようなつもりで、ボードと脚下は、CP−4。CDPは天底板中心にQR−8を貼りました。また、調整途中で、電源ケーブルのパワーマックス−?をプリアンプに、パワースタンダードをCDPに交換する事にはなりましたが、そこで音が一気に良い方向にブレークしました。最終結果として、DACとスピーカーのCP−4は取り外し。QR−8は一部剥がす事にはなるような調整でした。 皆様には、何度も追伸するような形になって大変御迷惑をお掛け致しました。それだけ、アコリバアクセサリーの可能性が大きい事が解りました。それに免じて御容赦下さい。 旧い装置ですが、今までになく良好に鳴っております。アコリバアクセサリーは本当に優秀です。 以上 |
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