メイン [00-06]アナログレコード インサイドフォースキャンセラーはインサイドフォースをキャンセルしていない | 投稿するにはまず登録を |
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zappa1993 | 投稿日時: 2012/6/30 1:18 |
長老 登録日: 2011/3/17 居住地: 投稿: 1916 |
Re: インサイドフォースキャンセラーはインサイドフォースをキャンセルしていない Yoさん
こんばんは zappa1993です。 詳細なご説明ありがとうございます。 また、いくつか勘違いをしている部分があったようで、ご指摘ありがとうございます。 分からないながら、パズルを解くような感覚で考えてみました。 アナログプレーヤーは多くの調整機構があるようで、拘りだすと実に奥の深い趣味ですね。 これらの調整次第で再生音が変わるだけでなく、機器への負担も変わるのであれば、音の変化だけを基準に調整するのではなく、構造を良く理解した上での調整が好ましいというのがよく分かりました。 図を載せて頂いたことでより分かりやすくなりました。 そして以下の一文で私の疑問点が解消されました。 >アームとカートリッジは一体ですがカートリッジと針(カンチレバー)は一体ではない事が問題なのです。針は音溝に沿って振動して発電しますのでカートリッジの中に支点とダンパーが存在して可動出来るようになっていますので針にかかる力はキャンセルできていない・・・というのが論旨です。 なるほど、そういうことだったのですね。 私は、カートリッジに針(カンチレバー)が刺さっているようなイメージで考えていました。 カートリッジに支点があるのであれば、カンチレバーがその支点で傾くのは当然起こり得ることです。(アームと針との間で一番柔らかい部分だからです) また、ダンパーがあるならアームを引っ張る力はそこで吸収され、ダンパーの上下では作用する力の大きさに差が生じてしまいますね(これが傾く原因では?) >「曲り」と書いたので誤解があったと思います。下記にカートリッジ正面から見た針の状態を示します。カンチレバーは曲がりません。カンチレバーの支点から傾いたままになったことを言います。 カンチレバーが支点から傾いた状態(最初は僅かな傾き)で、針の先端の位置が内外に移動しないのであれば、この傾きを直すためには?の方向(内側)にアームを引っ張る必要があると思われます。 しかし、インサイドフォースキャンセラーがアームを?の方向(外側)に引っ張る機構であるなら、アームを引っ張る力は円内の力としてカンチレバーに伝わり、カンチレバーは更に傾くことになります。 どこか見落としや矛盾点はありますでしょうか? カンチレバーが曲がる(傾く)と言うのは、短期間に大きな力が加わったものではなく、長期間にわたり力が加わり続けることで、支点部分の強度が徐々に落ち、あとは加速度的に傾きが進むのではなかと思います。 まとめると、インサイドフォースキャンセラーはアウトサイドテンションとして有効に働くが、同時に常にカンチレバーを傾ける力を与え続けていると言うことになるのではないでしょうか。 |
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