メイン [00-04]PC&ネットワークオーディオ PC環境を整備してオーディオの音質向上を図る | 投稿するにはまず登録を |
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投稿者 | スレッド |
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PAKA | 投稿日時: 2017/8/1 9:36 |
長老 登録日: 2008/2/22 居住地: 兵庫県 投稿: 764 |
Re: PC環境を整備してオーディオの音質向上を図る みなさんご無沙汰しております、PAKAです。
先日、思い立ってPCでの音楽再生環境を少しグレードアップしてみましたので、その様子を投稿してみようと思います。 経緯は、この2ヶ月程はゆっくりとメインのオーディオで音楽を楽しむ時間がなく、毎日寝る前に1時間程度PCに向かうときに音楽を流し聴きしていることが多かったので、この機会にPCからの再生音も良くしてみたいと思い取り組んでみました。 とは言ってもそこまで本格的なものではなく、これまで使ってきたPC用の外付けスピーカーをグレードアップし、あわせてPC本体にもアコリバアクセサリーを追加して全体的なクォリティの底上げを実施した、といった内容です。 今まで使っていたスピーカーは、外部電源不要でUSBバスパワー接続のオラソニックの卵型スピーカー「TB-S7B」というもので、パワーはそこそこですがバランスが良く十分な質感を備えていて、PCで気軽に音楽を聴く分には全く不満はありませんでした。 そこから新しいスピーカーを選ぶにあたっては、これまでと同様に設置可能なスペースが広くないので「アクティブスピーカーで出来るだけ小型のもの」「ニアフィールドで聴くことになるので音像定位の良さそうなフルレンジ型」ということをポイントに探してみました。 色々と調べてみた結果、条件に当てはまる製品でなかなか評判の良いクリプトンの「KS-3HQM」というスピーカーを選んでみました。 KS-3HQMはTB-S7Bと同様にUSBケーブルでPCと接続できますが、バスパワー型ではなく新たに電源が必要になります。 現在オーディオやPC関連機器で部屋の全てのコンセントが使用されている状態で他にも給電したい機器もあったことから、この機会に電源タップも導入しました。 電源タップは新製品でコストパフォーマンスが高そうなYTP-4Rを使用してみることにしました。 YTP-4Rを開梱してみると、写真で想像していたよりもしっかりとした作りで、仕上げも他のAcoustic Revive製品と同様に廉価版でも手抜きのない高い質感のものでした。 また、上位のRTPシリーズのような立派な脚は付属していませんが、底面の四隅にはフォックの制振シートが貼ってあり、振動対策はもちろん、YTP-4Rが接地面とピタっと固着して、我が家の環境では電源ケーブルの重みに対しても安定した設置ができ、音質にも貢献していると思います。 それでは早速接続です。 YTP-4Rは電源BOXなので壁コンセントからの電源ケーブルが必要になりますが、以前にPCOCC-A導体の旧パワーリファレンスをtripleC導体にバージョンアップを依頼した際に、使いやすい長さに分割し、プラグだけ追加することで本数を増やすという有難い対応をしていただいたことがありました。 https://acousticrevive.jp/xoops/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=3441&forum=11 その時の未使用分で40cm長の電源ケーブルが残っていましたので、壁コンセント→YTP-4Rに使用しました。 おかげさまで、壁コンセントからYTP-4Rを設置したい場所の距離が近かったこともあって、ケーブルの引き回しに無駄がなくスッキリと設置することができました。 YTP-4Rはひとまず3口使用し、空いた1口には更なるクォリティアップを期待してCS-2Qを挿します。 続いてスピーカーのKS-3HQMも設置、接続しました。 そこで私のうっかりミスが発覚です! KS-3HQMには高さ4.5cm程の立派な設置ベースが付属していて、その上にKS-3HQMを設置することになりますが、実際に設置してみるとベースの高さ分KS-3HQMがPCのディスプレイにかかってしまい、ディスプレイ下部の両端が4cm角程隠れてしまいました(苦笑) まずは気を落ち着けて、その状態でとりあえず音出ししてみました。 出てきた音は、電源BOXや電源ケーブルに高品質な物を使用していることも大きいと思いますが、スピーカー自体の価格帯も上がったことから以前よりもS/Nが高く余裕のある音で、パンチの効いた躍動感も十分感じられて一安心です。 ただ、価格差を考えるとQR-8などで対策した後のTB-S7Bの音もバランスや質感の良いもので、そのハイコストパフォーマンスさの印象もより強くなりました。 話は戻って画面端隠れの問題です。 この状態では下部のアイコンも隠れてしまい、PCのシャットダウン操作もままなりません(苦笑) これは即座に改善しないといけないと思い色々と考えみた結果、ベースで高くなった分、画面を持ち上げるといういたってシンプルな結論となりました。 次にどうやって持ち上げるか考えたところ、以前に試作品をPC本体へ使用/未使用の比較をして、劇的な効果を体験したマグネットフローティングインシュレーター、RMF-1を思い出しました。 RMF-1の高さも、ちょうど隠れた画面+αくらいなので、とても贅沢ではありますが、問題解消+音質改善にもつながると期待して追加で試してみることにしました。 結果、画面隠れは解消、音質への効果も圧巻で、一気に音が開けて躍動感の向上が顕著なのはCDプレーヤーで使用した時と同様の印象です。 RMF-1は高価なインシュレーターですが、我が家ではCDプレーヤーとPC本体で使用してみて、代替品が思いつかない素晴らしい効果を発揮していますので、PCオーディオを極められたい方なども一度お試ししてみると大きく世界が広がるかもしれません。 今回は怪我の功名での導入となりましたが、満足の結果が得られました。 その後は、いつもどおり効果を確認しながらQR-8を使っての更なる音質改善の調整を行い、スピーカー筐体背面のバスレフポートの上・USBケーブル端子・LRのスピーカーをつなぐケーブルの端子・写真にはありませんが付属の設置ベース上面(スピーカーの真下)に貼り付けて、更にS/Nや質感を滑らかに改善することができました。 私は本格的なPCオーディオはしていませんが、今回のスピーカー変更〜アクセサリー導入でPCからの音楽再生を大きく改善することができ、今後のPCライフもより豊かなものになりそうです。 この度もありがとうございました。 |
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