メイン [00-03]音楽全般 たかがロックンロール、されど・・・ | 投稿するにはまず登録を |
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投稿者 | スレッド |
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zappa1993 | 投稿日時: 2013/10/25 1:56 |
長老 登録日: 2011/3/17 居住地: 投稿: 1916 |
Re: たかがロックンロール、されど・・・ スペンサー&ホークさん
こんばんは ロータスの伝説はその素晴らしいアルバム内容に加え、特殊ジャケットの傑出した出来栄えもあり人気の高い作品ですね。 横尾忠則さんの回想記は他でも目にしたことがありますが、意外と記憶が曖昧で勘違いしたまま記憶されていることも多々あるようです。 その辺りが非常にアバウトで横尾さんらしいという所でもあるのですが、確か自らの作品も描き終わった瞬間に過去のものとなりそれ程の執着は無いような事を仰っていた気がします。(三叉路の様な同じ風景を何度も描き続けるのはその情景への哀愁なのだと思います) サンタナは根っからのハードロック好きには少し違う世界の音楽の様な気がして、敢えて遠ざかっていたような所がありました。 それでも初期の作品のオリジナリティには敬服していましたし、昔アナログは数枚持っていたと思います 既にご存知だと思いますが、そのハードロック好きにとってたまらないアルバムが10/23に発売されました。 ロータスの伝説と同じ鈴木さんがエンジニアをつとめられたBB&A(ベックボガート&アピス)のライブアルバムです。 まず聴いた感想から述べますと、素晴らしいの一言です。 先ほどまでこのアルバムを聴いていたのですが、まだ興奮冷めやらぬ感じです。 この2013年DSDリマスター盤には只ならぬ拘りが感じられ、敢えて詳細には触れませんが、アルバムを手に取っていただければその拘りの数々はすぐにお分かりいただけると思います。 アルバムを手にした喜びを感じる盤に久々に出会った感じがします。 出来るだけステージの演奏を生で聴いている感覚に近くなるようにリマスタリングされているような気がし、私にはピンと張りつめた緊張感のような物まで感じ取れました。 観客の拍手の音が小さいとの意見も目にしましたが、寧ろ水を打ったような静けさが支配するような、息を呑む演奏がそこで展開されたのではないかと想像します。 おそらくそこにいた誰もが余りに凄まじい演奏に釘付けになったのではないでしょうか。 そんな事まで想像させるほど、真に迫った演奏が部屋を埋め尽くしました。 一瞬にして40年という年月を遡り、少し高くなったステージで繰り広げられる3人の演奏を、まるでライブ会場の前列辺りに座って聴いているような感覚を覚えました。 今は特にオーディオ的なピンポイントの音像定位を演奏者の実在感として捉えられることも少なくありませんが、このアルバムのリマスタリングは針のようなピンポイント定位は感じられませんし、音像は大きめです(実際には大きくは無いのですが)。 と書くとマイナス要因の様に思われますが、そのようなことは全くなく、これが本当に自然で、そこに等身大の演奏者が感じられ、それがまるでステージでの生演奏を聴いているような感覚になる所以ではないかと思います。 演奏内容は改めて言うまでもなく、この3人だから成し得たこの時代の良さと言うものが伝わってきます。 是非ライブ会場に足を運んでみて下さい |
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