メイン [00-03]音楽全般 クリスマスソングに心癒されます | 投稿するにはまず登録を |
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投稿者 | スレッド |
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zappa1993 | 投稿日時: 2014/12/16 1:14 |
長老 登録日: 2011/3/17 居住地: 投稿: 1916 |
Re: クリスマスソングに心癒されます2014 皆さん
こんばんは。 飽きもせず、今年もクリスマスアルバムを何枚か紹介させていただきます。 街角がイルミネーションで飾られ、楽しいクリスマスソングが流れるこの時期が好きなのですが、最近はどこか冷めたような雰囲気で、昔ほど特別なイベントではなくなってきているような気がするのは私だけでしょうか。 今年は聴きたいと思うようなアルバムにはあまり出会いませんでしたが、購入したどれもが良い出来でした。 Larry Carlton/Four Hands & A Heart Christmas このアルバムは、ご存知の方も多いと思いますが、ラリー・カールトンのニューアルバムです。 一部にシンセの音も入っていますが、基本的にはギターをオーバーダビングして一人で作り上げた作品です。 長い間ラリー・カールトンのアルバムを聴いていませんでしたが、直ぐに彼のギターと分かるトーンは健在で、非常に懐かしいものを感じました。 シンプルな演奏ゆえ、リラックスして音楽を楽しむことが出来ますし、音が良いので間近で演奏しているような臨場感もあります。 収録曲にはお馴染のクリスマスソングも沢山ありますが、若干アレンジに凝り過ぎた感があり、耳馴染んだメロディがあまり出てこないのが少々残念です。 とは言え、演奏は申し分ないので、この時期に限らずいつでも楽しめる作品に仕上がっていると思います。(録音はとても良いです) ※自主レーベルの為か、入荷に若干時間がかかるようで、私は輸入盤を予約注文しましたが、それでも少し待たされました。 Paolo Fresu/ Jazzy Christmas 次はJAZZの作品で、パウロ・フレスという名のトランペット奏者のクリスマスアルバムです。 彼の演奏はこのアルバムで初めて聴いたのですが、マイルス・デイビスを彷彿させる雰囲気が貫かれています。 バンドは、パウロの他に、サックス、ピアノ、ベース、ドラムから成り、パウロがイタリア人ということもあってか、バンドネオン奏者も参加しています。 全体にゆったりとした演奏で、トランペットとバンドネオンの調べが何とも言えない良い雰囲気を作り出しています。 このアルバムは2012年にライブレコーディングされたもので、多少はオーバーダビングが施されているのかも知れませんが、とても録音が良く、ライブ会場で聴いているような雰囲気で音楽を楽しむことが出来ます。 楽曲もアレンジし過ぎることなく、かと言って単調な演奏でもなく、大人の雰囲気に満ちた良いアルバムです。 若干リバーブが効きすぎた感がありますが、これは演奏時にかけられたものかもしれません。 ※私が購入したCDは、大手販売サイトの物とは何故かジャケットが違っています。 Kenny Burrell/Have Yourself a Soulful Little Christmas 最後もJAZZのアルバムですが、こちらはもっと古い1966年に録音された作品です。 ジャズギターにはあまり馴染がなかったのですが、Kさん宅でケニー・バレルの熱い演奏を聴かせていただいてから何枚か購入して聴く様になりました。 これは、そのケニー・バレルのクリスマスアルバムです。 流石に年代が古いこともあって、最新の録音とは比ぶべくもないですが、それでも十分に良い音だと思います。 今回紹介させていただいた3枚の中では一番真面目に作られた(と言うと語弊があるでしょうか)作品という気がします。 誰もが心弾ますメロディは最小限のアレンジに抑えられ、ホーンセクションやストリングス等の演奏スタイルの多用さで楽曲ごとに違ったカラーを出しています。 多くのクリスマスアルバムが、同じ調子の演奏で曲が進むのに対し、このアルバムは一曲一曲が違った雰囲気を持っていますので、飽きずに最後まで楽しむことが出来ます。 言うまでもなく、演奏は素晴らしく、全く色褪せない演奏を今聴けることに感謝したい気持ちです。 他の2枚も良い作品ですが、今年購入した中ではジャケットも含めこのアルバムが一番気に入りました。 考えてみれば、現在のクリスマスアルバムと言うのは企画物の類が多く、安易な作品が目立ちます。 もちろん昔であっても、クリスマスアルバムは企画物には違いないと思いますが、どこか心がこもった暖かさを感じるのです。 クリスマスというのは一年の内でも最も大切で楽しいイベントだったと思いますし、外でも家庭でもクリスマスソングが流れ、クリスマスアルバムを皆で一緒になって聴いたのではないかと思うのです。 だから愛すべきアルバムの数々が生まれたのではないでしょうか。 ※アナログで聴いてみたいアルバムです。 Pat Coil/Peaceful Christmas これは番外編ですが、パット・コイルというピアニストのクリスマスアルバムです。 Green Hillというレーベルには多くのクリスマスアルバムがありますし、そのうちの何枚かは私も持っています。 パット・コイルという名は最近になって知ったのですが、ひょっとしたらジャケットだけは以前にも見たことがあったのかも知れません。 ピアノでクリスマスソングを弾いたアルバムですが、よくある作風で、特別な何かが無いのが少々残念です。 録音は高域から低域まできれいに録れており、悪くはありません。 部屋を暗くして、リラックスしてピアノの演奏を楽しみたいときに聴きたいアルバムです。 ※Sheffield labではありません。 色んなクリスマスソングを聴いていますと、「曲は同じでも、演奏する人の数だけ音楽がある」そんな気が強くしてきます |
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題名 | 投稿者 | 日時 |
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クリスマスソングに心癒されます | zappa1993 | 2013/12/1 9:51 |
Re: クリスマスソングに心癒されます | shima3 | 2013/12/2 18:31 |
Re: クリスマスソングに心癒されます | zappa1993 | 2013/12/22 16:04 |
» Re: クリスマスソングに心癒されます2014 | zappa1993 | 2014/12/16 1:14 |
Re: クリスマスソングに心癒されます | スペンサー&ホーク | 2015/12/1 10:14 |
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