スペンサー＆ホークさん、こんばんは

いつもお世話様になります。

遅くなりましたが、私も「内田勘太郎/DES'E MY BLUES」を購入しました。
スライドギター（ボトルネックギター）の曲が大半を占めるコテコテで単調なブルースアルバムかと感じました。
ボトルネックを使用していない曲もあります。
録音の素晴らしさも相まって、ギターの鳴りの良さまでもがリアルに伝わってきて感激いたしました。
生演奏はさぞかし凄い演奏なのでしょうね。

個人的にはtrack9「夕暮れ」が一番好みに属しました。
ボトルネックを使用していない曲（聴いた感じで恐らく）で、フィンガリングでのスライドや半音上げチョーキングの正確さ、絶妙で巧みなフィンガーピッキング、ブルースにおいての「間」の取り方の上手さなどは、この分野の第一人者だと確信出来ます。

録音チームも、Rcording&Mixing Engineerが鈴木智雄さん、Mastering EngineerがSTUDIO Dedeの吉川昭仁さん、アコリバ製品の提供となれば折紙付の優秀録音盤です。
それと、Recording StudioがPOWER STATIONと記されているのが個人的には興味をひきました。
あの80年代最高峰と言われたアメリカのRecording Studio 「POWER STATION」なのでしょうか？

ギター一本での録音物は、以前告井さんの「たった一人のビートルズ」でも再生音の善し悪しや音像定位、音場、正確さを問う位相などで議論されましたが、今回のアルバムでも自身のシステムが間違った方向性へと進んでいないかと問うには良い教材的なCDなのではないかと思われます。

スペンサー＆ホークさん、「内田勘太郎/DES'E MY BLUES」CDのご紹介を頂き有難うございました。