メイン [00-04]PC&ネットワークオーディオ DSD11.2Mhz録音配信開始! | 投稿するにはまず登録を |
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zappa1993 | 投稿日時: 2015/7/14 23:20 |
長老 登録日: 2011/3/17 居住地: 投稿: 1916 |
Re: DSD11.2Mhz録音配信開始! みなさん
こんばんは 管理人Kさん詳細のご説明ありがとうございます。 音楽制作にかける意気込みや、妥協を許さない厳しさがひしひしと伝わってきました。 そして、それが決して一人だけのものでは無く、この録音に携わった多くの方々の共通の意識であり、一緒に良いものを作り上げようとする団結力によるものであることがよく分かりました。 それだけ、今までの録音物に納得いかない部分が多くあり、本当に音の良い録音というものを知ってもらいたいという熱い思いがあったのでしょうね。 >奇をてらった部分が一切なく、最もまとまりが良く、最も生き生きと躍動的で、最も普遍性のある「この曲はこうあるべき」という演奏に聴こえます。 まったく同じ感想を持ちました。 私は、鈴木智雄さんのBBSの最初の書き込みを見て、当初この音源はマルチマイクで録られたものだと思っていましたので、音量バランスや定位などに不自然さが無いことに感心していましたが、ワンポイントマイクで録られたものだと知り納得しました。 只、ワンポイントマイクで録りさえすれば自然な録音が出来るかというとそう単純では無く、寧ろマイクが一本しかない故、シビアなマイクセッティングが要求されますし、編集の自由度も極めて低くなります。 各楽器に均等にフォーカスが当たり、且つ音色を変えず、これだけハッキリと分離した音で録るのは並大抵のセッティングでは無かったはずです。 『奇をてらった部分が一切ない』この言葉に尽きると思いますが、それは数多くの生演奏を聴いてきた経験から、録音物からも同じ質感や雰囲気、そして同じ感動が得られるかという一点を突き詰めた結果ではないかと思います。 今日は今回録音されたもう一曲の『モーツァルト弦楽五重奏曲 ト短調 K.516』を聴いてみました。 こちらも『鱒』と同様に素晴らし録音と演奏です。 故意に無音の空間を作って静寂さや音像定位を装ったり、低域を持ち上げて重厚感や迫力を演出した録音にウンザリした耳にはとても新鮮に、そしてとても自然に感じられました。 まるで目の前の演奏を聴いているようで、空気感・音の調和の自然さ、演奏ニュアンスのリアルさ、そして質感の正確さ、どれをとっても申し分ありません。 これだけの情報がたった1本のマイクで録られたとは驚きです。 目を閉じて聴いていると、本当に目の前の(すぐ近くの)ステージで演奏している姿が思いうかびますし、まるで自分が録音現場にいるかのような錯覚を覚えます。 私はクラシックをあまり聴きませんので、同曲の他の演奏などについての知識も乏しいのですが、純粋に今回録音された両作品を聴いて、素晴らしい録音、そして演奏であると思いましたし、きっと皆さんもそうお感じになると思います。 危険な考え方かもしれませんが、これだけの熱意と拘りをもって録音された作品が悪い筈がないとさえ思えてしまいます。 私も贔屓目でそう思っているだけではないかと自問自答しましたが、要らぬ心配でした。 今回の録音は、過去にもあったように、ACOUSTIC REVIVEがオーディオアクセサリー等の機材の提供とセッティングに協力した形で行われたものだと考えていましたが、もしかしてこれは管理人Kさんがプロデューサーという立場で音楽制作に乗り出したという事なのでしょうか? |
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