メイン [00-04]PC&ネットワークオーディオ DSD11.2Mhz録音配信開始! | 投稿するにはまず登録を |
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投稿者 | スレッド |
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Koike Strings | 投稿日時: 2016/3/4 2:42 |
新米 登録日: 2015/10/26 居住地: 投稿: 16 |
Re: DSD11.2Mhz録音配信開始! 皆さん、こんばんは。
前回の投稿からすでに3ヶ月以上が経過してしまいました。 メインのお仕事のスタジオでのレコーディングに加えて、コンサートなどが重なってちょっとご無沙汰してしまいました。 自宅でゆっくりと音楽を楽しむ時間も限られていましたが、このところはCDだけでなくPC-Audioがとてもお手軽ですので ついついそちらを聴くことも以前より多くなりました。 昨年は私のオーディオ環境が大きく変わった年でした。 それまでDSDやハイビットPCMなどのハイレゾを聴いていなかったわけではないのですが、 いわゆるPC-Audioという未開の森に初めて足を踏み入れたわけです。 そもそもオーディオとPCが共存しようなどと全く考えていなかったわけで、PCはノイズの温床という概念があったものですし、 PCは正直なところ、よく使用している割には最後までどこか信用していない部分もあるのです。 私の最初のPCは今からちょうど20年前Power Macを手にしたのが始まりでした。 以来、Macユーザーとして主にDAWや楽譜作成などの音楽関係ソフト、Photoshopなどの画像編集ソフトを扱ってきました。 ですから音楽ファイルをデジタルのファイルとして扱うことはかなり以前から行ってはいました・・・が、 あくまでもオーディオとは別物と捉えていたのです。 CDをリッピングしてデジタル・コピーが出来るなどという許しがたい時代になりましたが、 流れの勢いは止まらずスタジオでのレコーディングも何でもアリのデジタル録音。おかげで通常ではあり得ない ゲスなレコーディング方法も今では当然のように行われるようになってしまいました。(そのお話しはまた追々・・・) 私のリスニング・ルームはとても狭いのでオーディオ・システムから3mほどのところにMacが鎮座しています。 今まではオーディオを聴くときはMacの電源は入れないでいました。 それが昨年のレコーディングを機に、今ではPCとオーディオはすっかり一体化してしまいました。 ・・・というのは、全部アコリバ製品がいけないのです。 ノイズの温床であったPCからその要素をほぼ抜き取ってしまったのですから。 もっともそれ以前より電源周り、アンプやCDプレーヤーなどとの接続など、そこまでクリーンになってしまうのか、 と感じていたのですから至極自然なことなのかも知れません。 DACを購入して繋いでみると、驚きの連続です。 正直なところ、我が家のオーディオでここまでの音が出せるのか?と思いました。 おかげで以来、e-onkyoをはじめ、ハイレゾ・サイトはチェックを怠らず、気がついてみると請求額が!! そんな視聴を繰り返しているうちに色々なことがわかってきました。 配線はMacからUSBケーブルでDACへ、そこからアンプへというシンプルなものです。 アコリバのUSBケーブルはご存じの通り、端子分離型で信号と電源を分けたすばらしいものです。 DACからのケーブルはPC-tripleCによるアンバランスのラインケーブルです。 ここからはあくまでも私個人の見解ですのであらかじめご了承下さい。 まずはMac側の問題ですが、内蔵メモリが音質に大きく関係していることがわかりました。 特にDSDファイルはPCMファイルに比べるとメモリの違いでかなり不安定になりやすいと言う事です。 当初内蔵メモリは16GBでしたが、32GBに増設すると安定度が増し、音質も格段によくなりました。 それから内蔵HDDですが、これもSSDと比べてみましたが、私はHDDの方が良いように感じました。 HDDが良いというより、SSDの音が何となく軽いような、薄いような気がするのです。 DACはiFl-AudioのIDAC2、それからTeacのUD-503を使用しているのですが、これまたDACの違いで音も変わるのです。 どちらもDSD11.2Mhz、PCM384Khz対応なのでスペック的には同じです。 使用するソフトもiDAC2には特に付属ソフトがないので、Audirvana Plusというソフトを使用、 UD-503にはTeac HR Audio Playerという付属ソフトがあるので、これを使用しています。 ここでどちらがどう、という見解は遠慮させていただきますが、同じソースを聴いてもやはり違いがあるのです。 UD-503でAudirvana Plusを使って聴いてみると、これまた先の2通りの音とまた違うのです。 ということは、再生ソフトにもそれぞれ個性があり、DACは勿論のことなのでしょうね。 ただiDAC2はバスパワー起動なので、もしアコリバのRBR-1を使用したら劇的に変わるのかも知れません。 これまた当たり前かも知れませんが、ソフトを使用するときRAMモードでファイル・データを一度メモリに読ませてから再生する方が, 明らかに音の明瞭度、安定感が増すのは間違いありません。 ただRAMモードは1トラック毎、しっかり読み取ってから再生するので時間がかかります。 私達がレコーディングしたDSD11.2Mhzの40分ほどのファイルなどは読み込むのにかなりの時間を費やします。 それからUSBケーブルですが、これも当たり前なのかも知れませんが、長さが変わると安定度も変わるようです。 短いに越したことはないですが、気持ち的にはPCとオーディオを近づけたくはないというのがあり、難しいところです。 以前にも書きましたが、ここはPC-tripleCのUSBケーブルの登場を非常に待ちたいところです。 e-onkyoなどのハイレゾ配信サイトからダウンロードする際にLANケーブル経由となりますが、 こちらもPC-tripleCのLANケーブルが新しく発売されたようですので是非試してみたいアイテムですね。 最近、アナログ・ブームが復活してレコードの発売、購入という話を良く耳にしますが、 この半年間私の頭の中では未だ解決しないPC-Audioの音の謎が頭の中を駆け巡っています。 ここでお知らせがあります。 アコリバHPでも後日発表があることと思いますが、 来る6月28日(火)19時より 東京・四ッ谷の紀尾井ホールにて 私達ストリングス・メンバーと新垣隆氏の室内楽コンサートを行うこととなりました。 昨年レコーディングしたメンバーがコンサートを行うのですが、 「Acoustic Revive Classic Concert」 として、当日はライヴ・レコーディングも行う予定です。 是非皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。 また、昨年レコーディングし、e-onkyoにて先行配信されておりますピアノ五重奏曲「鱒」と モーツァルトの弦楽五重奏曲のCDが5月8日リリースとなります。 |
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