モリア１さん宅は，唯一２度目の訪問です(写真を撮ることを忘れてしまいました。すみません)。

ハンドルネームの由来であるポール･モーリアのCDを中心に，ネットワークオーディオを聴かせていただきましたが，前回とは別次元の再現力でした。

それほど大きな空間ではないのに大音量でも飽和感がありません。むしろ音楽に包まれて気持ちいいかぎりです。ただし，この絶妙なバランスもRR-777によることが大きかったということが4台のRR-777の電源を落としてみてよくわかりました。実験ありがとうございました。

また，DLされたイーグルスのホテル･カリフォルニアが既存のアナログ・デジタル音源と全く違っていて，とてもよかったです。こうした発見もオフ会ならではの情報ですね。

アナログはトーンアームかなにかに不具合があるようで再生できていないようですが，それなのに何百枚ものアナログレコードがすでに購入済みでびっくりしました。お気持ちは痛いほどよくわかりますが，ゆっくりと末永くいきましょう。

最後のにゃんたさん宅では，Kさん達も合流し，スピーカーセッティングの調整・リード線の比較試聴・CDプレーヤーの比較試聴と盛りだくさんのメニューとなりました。


スピーカーセッティングの調整前もいい音でなっている思いましたが，セッティング調整後は見違えるほどよくなりました。音像がリアルになり，低域も締まって，音場も広大になりました。アナログ盤ウィ・アー・ザ・ワールドがあれほど感動的だとは何種類も持っているのにはじめて知りました。

このセッティング調整を経ての・リード線の比較試聴(ここでは割愛します)・CDプレーヤーの比較試聴では明確な違いが確認できました。

E製SACDプレーヤーとスペンサー＆ホークさん宅のC製CDプレーヤーを持ち込んでの比較試聴で，E製SACDプレーヤーは高域がキラキラしていて，この特徴は水晶インシュレーターをかませると余計に強調されました。

一方，C製CDプレーヤーはスペンサー＆ホークさん宅と同様にたいへんバランスのよいものでした。アコリバアクセサリーやチューンアップでどうにかできる部分はありますが，機材そのもののポテンシャルや作り手の考え方もたいへん重要であることが再確認できました。

オーディオは自分の好きな音楽を自由に楽しめるツールでありますが，できるだけよい音で楽しめた方がいいに決まっていますし，何よりも感動の度合いが全く異なります。

そのためには，他人の家に出向いて，他人に来ていただいて，いろいろな視点から眺めてみる必要があると思います。

今回はにゃんたさんを中心に調整していただき，たいへん勉強になりました。今後ともよろしくお願いします。