メイン [02-02. シングルコアケーブルシリーズ]ヘッドフォンリケーブル ヘッドホン再生による、鮮やか過ぎる変貌 | 投稿するにはまず登録を |
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zappa1993 | 投稿日時: 2016/5/15 10:42 |
長老 登録日: 2011/3/17 居住地: 投稿: 1916 |
Re: ヘッドホン再生による、鮮やか過ぎる変貌 管理人Kさん
おはようございます。 なるほどと思える内容でした。 ハイレゾ音源=高音質(或いはその逆)という単純な図式にしておいた方がオーディオ・音楽業界としては都合が良い訳ですね。 オーディオに携わる人たち自身がオーディオそして音楽にそれ程興味を持っていないというのではスペックだけではなく本当の意味で優れたオーディオ機器が生まれて来る筈がありません。 私自身もオーディオショー等でメーカーや代理店の方の話を聞く中で、新商品の技術的な説明は出来ても肝心の音楽の知識はまるで無いという例を何度となく見てきました。 デモンストレーションとしてかけていただいた音源の音の悪さに唖然としたこともあります。 (単なる販売員だと思えば理解できなくはありませんが、聴いた瞬間に席を立ちたくなるような音をだしていて何とも思わないのは危機的状況と言わざるを得ません) 我々ユーザーにも責任の一端があるという点は耳の痛い話ではありますが、そういう部分も確かにあります。 オーディオファンの中には、オーディオの調整というものが、機器の買い替えやオーディオ用のケーブルやインシュレーターなどを試すことだと勘違いしている人がいるように思います。 もちろんオーディオは趣味とは言え消費を伴うものですから、新しい物を購入するのは嬉しいものですし、それによって高音質化していくという流れに異論はありませんが、私の感覚で言えば、機器の買い替えなどはオーディオ装置の土台を形成するための行為に近く、調整というのはそこからの地道で長い感性を研ぎ澄ませて行う作業のような気がするのです。 故に、機器の買い替えばかりを繰り返しても結局は音の違いに一喜一憂するだけで、完成形(というものがあるなら)にはいつまでたっても近づけない或いは近づいてもまた崩してしまうという行為の繰り返しになってしまうのではないかという気がします。 上記のような負のスパイラルとも言うべき状況が生じるのは、スペック至上主義や謳い文句だけで中身のないアクセサリー類の乱立、そして何でもかんでも褒めちぎる雑誌の存在などの悪い風潮のせいではないかと思いますが、残念ながら現状ではどれ一つとして改善されるような気配はありませんね 少しでも多くの方が無料貸出制度を利用するなどして、見せかけの音の変化ではなく本当に良い音というのがどういうものなのかというのを実体験していただきたいと思いますし、そこから少しでも何かが変わればと切に思います。 |
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