PAKAさん
皆さん
こんばんは

PAKAさん詳しいご報告ありがとうございます。
私も一緒にIさんの試聴室で音楽を聴かせていただきそのクオリティの高さに驚きました。

M2TECHのADコンバータ兼フォノイコライザーを使い、アナログを一度デジタル変換し、これをiFI audioのDACで聴くという少し特殊な再生方法でしたが、オーディオの音は至って普通･･･　しかしこの普通がとんでもなく良い音でよくこんな音が出せるものだなと感心しました。
PAKAさんが報告されているように、電源コンディショナーや新インシュレーターが効果的に使われ、ケーブル類を始めアコリバ製品を駆使したシステムでしたが、同じものを使ったからといって出せる音ではなく、しっかりとIさんの音に仕上がっていたように思います。

当日の感想を少ない言葉で表すのは非常に難しいのですが、私が一番感心したのは「全ての音が干渉することなく独立した音としてストレートに耳に届く」という点で、普通は他の楽器や帯域に埋もれて聴こえにくいようなフレーズでもスッと抜けるように表に出てきますし、全ての音にエネルギー感があり混濁感が感じられない為に音伸びやかさも特筆もので、小さなスピーカーからは想像もできないくらい広い音場で本当に豪快な音でした。
何故このような音になるのかと考えた時に一つ思い当るのは、アライ・ラボのMC昇圧トランスの存在です。
もちろん昇圧トランスだけですべての音が決まる訳ではありませんが、これの存在はかなりのウェイトを占めているようで、これ無しには出せない音というものが確実にあるように感じました。
アナログを極める上で是非とも手に入れたい逸品です。
試聴も出来るようですので、興味のある方は問い合わせてみて下さい。


新インシュレーターは今回初めて拝見させていただきましたが、非常に作りがよくずっしりとした重みがあり、磁石の反発力も想像以上に強く機器をしっかりとフローティングさせる構造になっているものと思われます。
ハイレゾ音源を再生する際に、薄型のPCにこの新インシュレーターを使った場合と使わない場合とで音を聴き比べましたがその違いは一目瞭然で、デジタルデータの高音質化を長らく研究してきた者として当然音が変わることは想像していましたが、まさかこれほどの違いがあるとは全くの想定外でした。
PC内部に保存されたデジタルデータをfoobar2000で再生するだけですから、そこに何か振動の影響が起こるとは到底思えないのですが、音は正直です。
正式発売された際には、私はまずターンテーブルのインシュレーターとして導入するつもりです。

現在開発中のものを含め、魅力的な新製品がいくつか登場する模様です。
Kさんですら効果の高さに驚いたと仰っていましたから、正式発表が待たれますね。

Kさん、Iさん当日はお疲れの中ご対応いただきましてありがとうございました。
おかげでとても良い体験をさせていただきました。