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RANZAN | 投稿日時: 2021/9/1 14:47 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3266 |
躍動感がある! 皆さん こんにちは。 生き生きとして躍動感でありながら、この美しい音にぞっこん惚れ込んでしまうのです。 ハード・パップ、アバンギャルド、クロスオーバーを知っている者には、これは聴く側として 50年代、60年代とは大きく変化していることに気づくのです。 今の時代は「自分が気に入ればそれでよし」という自由な雰囲気があるのも確かです。 そんなジャズ界で北欧の旗手ヤン・ラングレンのこの素晴らしく美しいメロディの底流に明るく スマートに打ち出される奏法は、ジャズ・ファンならずとも誰にも好きになれる要素が揃っているのです。 ニューヨークのトップ・リズム・セクションが躍動する、2003年頃に発売された<タッチ・オブ・ユー>で、 ピーター・ワシントン(b) ビリー・ドラモンド(ds)の人気実力者が揃った黒人2人と組んだニューヨークでの、 この録音が素晴らしいのです。 普通のブルースのようなリズムはファンキーなイントロに感激し、そのボリューム感が素晴らしく、 低・高音の鮮やかさに感服するでしょう。イントロからあの手この手の口説き手法は絶妙であり、 その重低音とシンバルのはじけ飛ぶ様が、またたまらない魅力を醸し出すのです。 ピーター・ワシントンがウッド・ベースに手が触れる瞬間のわずかに指先が触れ軋む瞬間の音が、 鮮明に捉えられていて、そのリアリティな音にはオーディオ心を擽られ、抜群に素晴らしいと マニアの心を捉えて離さない瞬間でもあるのです。 また、ビリー・ドラモンドの透明感あるドラム捌き、シンバル、タムタムの繊細なその演奏が非常に 美しく聴きとれるところにも感動しきりです。 それは、ヤン・ラングレンの日本における人気が非常に高く、それも女性ファンが多いということも うなずけるところであり、そのことでより人気に拍車をかけているようです。 こうして趣味の良い選曲のジャズ・センスは、ラングレン自身の好きなピアノ・タッチの清澄さが光る ようで、実に伸びやかに気持ちよく弾いているところは、その解釈力の素晴らしさとスタジオの雰囲気 が実によく伝わってくるのです。 こうした美しい演奏でのサウンドは、オーディオ的に聴いても心癒される素晴らしいものです。 |
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