GEOさん　こんにちは。

いよいよ吉岡秀晃と共演ですか。密かに待っていました。

初めて吉岡のライブを聴いたのは、１７-８年前、群馬・高崎の
ライブハウスだったと思います。
今津雅仁(ｔｓ)Groupのピアニストとして活躍の後、トリオでの演奏でした。

前情報もなく、この日初めて見た吉岡は「もの」凄かったです。

だいぶ記憶が薄れていますが、到着早々、３８度の熱があるとかで、
演奏出来るかどうかという危機的状況で、殆ど期待しないで居ました。

ところが、、、
時間が経つにつれ、目がうつろになり完全にトランス状態！！
この後終演まで、ノンストップ・神がかった演奏を繰り広げたのです。

なんと言葉にしたらいいのでしょう。。
体全体で表現するスイング感。淀みなく次々とわき出るフレーズ。
日本人離れしたグルーブ感とでも言うのでしょうか。

この日のライブにすっかり魅了されてしまい、次々とCDを購入することに（笑）



写真上の二枚は吉岡が参加している今津雅仁のCD。


＊初リーダー作「here we go」
＊セカンドアルバム「anytime anyway」
＊サードアルバム「ALWAYS」
＊福岡・JAZZSPOT ブラウニーのライブ
＊ソロアルバム「STRONG　MAN」
（以上、発売元：ファンハウス）

そして、Venusレーベルですが、あの！！ルデイ・バンゲルダースタジオでの
ジャミル・ナッサー（ｂ）・ジミー・コブ(ds)との共演盤
＊「Moment To Moment」
（これ、アナログレコードも買ってしまってます(^_^;）


で、これだけ集めたのに、実は・・だめなのです。
あのライブの日のあの感動がパッケージされてないのです。
私にとっての本当の吉岡はこれじゃない。


バド・バウエルのバップに立脚・・・・
ホレス・シルバーの影響・・・・
ソニー・クラークのようなプレイ・・・・
ファンキーでソウルフルな演奏・・・・

吉岡秀晃の演奏はいろいろな表現をされていますが、
小生はこんな風に思っています。
「日本人的叙情性・歌謡を根底に、日本人離れしたスイング感の表現者」

ホント、楽しみです。

PS：吉岡秀晃の片鱗を知りたい方は、拙宅までどうぞ(^･^)