PAKAさん，zappa1993さん，にゃんたさん，リアクションありがとうございます。プラシーボとなってしまうかもしれないという思いから，今回はこのような形を取らせていただきました。



さて，我が家での実験結果ですが，

１　私が最もよいと思うポイントは，写真の箇所(比較的パワーアンプに近い(リスニングポイントから遠い))です。カメラやプロジェクターのピントが合うように，音のピントが合うようになります。
　したがって，楽器やヴォーカルの存在がより明確になりますが，全体としてのつながりは良くなります。背景の音のない箇所の透明度が増します。音量が上げられます。音場だとか定位だとかのオーディオ用語抜きに音楽そのものが楽しめます。

２　REM-8を部屋の真ん中くらいまでリスニングポイントに近づけると，音場全体もリスニングポイントの方に一斉に出てきてしまいます。後方に配置されている楽器も前に出てきてしまいます。

３　１の位置でREM-8を上向きに設置すると全体のバランスがくずれてしまいますし，横倒しでもダメです。パワーアンプ方向に向けても違和感を感じますし，左右に向けると音場に偏りが生じます(あくまでも我が家においてです)。

４　分電盤や壁コンセントに用いると効果がありすぎて，やり過ぎ感が生じます。また，効果が最も高いポイントでは音が整理されすぎて音楽がつまらなく感じてしまうため，少し手前にずらして設置しています。

以上のことから，REM-8を立てて使用することによって，機器に作用するというよりもオーディオルーム全体を支配するようになるということです。そして，他の施策ではできない唯一無二の効果を発揮してくれるようだと思うのです(間違いでしたら謝ります)。

RR-777のように高い位置での設置や複数使いは今後の課題として，REM-8をお持ちの方はぜひとも試してみてください。もしかすると世紀の大発見???かもしれません。