メイン [00-06]アナログレコード イコライジングカーブについて | 投稿するにはまず登録を |
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管理人K | 投稿日時: 2017/12/10 1:14 |
管理人 登録日: 2007/12/10 居住地: 投稿: 1907 |
Re: イコライジングカーブについて ボブ・ディランやジェフ・ベック、シカゴやハービー・ハンコックなどの数々の名盤を録音されたエンジニアの鈴木智雄さんがサンタナ・ロータスの伝説完全版のアナログ盤の検聴に来られたので、やはり鈴木智雄さんが録音されたマイルス・デイヴィスのアガルタの
米columbiaオリジナル盤のEQカーブ比較をして頂きました。 米columbiaオリジナル盤はコロンビアカーブだと思われますのでコロンビアカーブとRIAAカーブでの比較を行いました。 結果はRIAAカーブでは音場が萎縮してこじんまりとしてしまい楽器の音色もハイ上がりでヒステリックで煩く演奏もつんのめっているように感じていたのが、コロンビアカーブでは低重心で安定感のある音質となり、躍動感のある凄みを感じる演奏に大激変しました。 実際に現場で録音をされた鈴木智雄さんも、とても同じ演奏とは思えない、まるで違う演奏に感じる。当時現場で聴いたイメージに近いのは圧倒的にcolumbiaカーブだと仰っていましたので、やはり70年代までcolumbiaがRIAAではなく独自カーブでカッティングしていたのは間違いないようです。 ちなみに鈴木智雄さんにはハービー・ハンコックの処女航海のブルーノートオリジナル盤もRIAAカーブとコロンビアカーブで聴き比べて頂きましたが、RIAAで聴くブルーノートオリジナル盤は奇怪なEQを施したハイ上がりの妙な帯域バランスであり、普通に音楽を理解出来る人ならばRIAAカーブではないことは誰でも判るレベルだとも仰ってました。 |
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