メイン [00-06]アナログレコード イコライジングカーブについて | 投稿するにはまず登録を |
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投稿者 | スレッド |
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zappa1993 | 投稿日時: 2017/12/24 11:17 |
長老 登録日: 2011/3/17 居住地: 投稿: 1916 |
Re: イコライジングカーブについて ケミさん
皆さん こんにちは 興味深いご報告ありがとうございます。 この手の検証は一人の聴覚判断だけでは結論を出しにくいところもありますし、そもそもオーディオという機器や環境も違えば音の捉え方や表現も人様々な中での検証ですので色々と難しいこともあると思います。 そんな中でご自分の感想を投稿することは勇気が要ると思いますし検証作業も大変だと思いますが引き続きよろしくお願いいたします。 私は、今後イコライジングカーブ・マッチングについて検証していく中で、まずある程度の共通認識を作っておいた方が良いのではないかと思いました。 それはRIAA以外のイコライジングカーブでカッティングされたレコードをRIAAカーブで聴いた時にどの様な傾向の音に聴こえるかという点です。 既に数多く投稿されたイコライジングカーブ・マッチングについての文中に書かれていたことがあったかもしれませんし、比較試聴の感想からそれを読み取ることができるかもしれませんが、改めて大まかな音の傾向というものを箇条書きにすることで今後自分の所有するレコードの音質に満足できない場合にそれがイコライジングカーブのマッチングによるものなのかが分かり易くなるのではないかと思いました。 そもそも同じレーベルでもレコードによって音質は違いますし、必ずしも同じ傾向の違いに聴きとれるかどうかは分かりませんが、「概ねこのように聴こえる」という感じで結構ですのでAES、Decca、Columbia、NABなどの主なイコライジングカーブでカッティングされたと思われるレコードをRIAAで聴いた時の不自然さについての情報を共有するというのはいかがでしょうか。 イコライジングカーブ・マッチングについて私が疑問に思うのは、これはアメリカだけの問題なのか、或いは世界各国の問題なのかという点です。 ご存知のようにRIAAはRecording Industry Association of Americaの略語であり、アメリカで規格されたものです。 ならば、他国(例えばイギリス)などはこの規格にどう反応したかが気になります。 考えられるのは概ね以下の何れかです。 1、アメリカと同様にRIAA統一後も独自カーブでのカッティングを続けた。 2、RIAA統一に従った。 そして、場合によっては同じレコードでもUS盤とUK盤とではイコライジングカーブが違うということが起こったのではないかと考えられます。 以上はあくまで想像ですが、これはアメリカとイギリスだけの問題では無く、ドイツ、オランダなど他の主要なプレス国も含めると実際にそういうことも起こったのではないかと言う気がしてきます。 同じ作品のレコードでもプレス国によってレーベルが違うと言うことがありますし、初回プレスとリイシューとではイコライジングカーブが違うという事もあり得ます。 そこで、私はあまり音が芳しくないと言われるBilly Joelの70年代の作品の各国のオリジナル盤とリイシュー盤を集めて音の違いを聴き分けることで、そこにカッティングエンジニアの違いの他にイコライジングカーブによる音の違いまでが聴き取れるか試してみることにしました。 ようやく注文していたものが手元に揃ったところですので、これからクリーニングして聴いてみます。 因みにBilly JoelはUS盤はColumbia Records、UK盤はCBS(Columbia Broadcasting System, Inc.)からの発売ですから大本は同じです。 日本の対応がどうだったのかも気になります。 ※Joplinのようなイコライジングカーブの変更が可能なフォノイコライザーを持たない私が検証するのも何なのですが、まずColumbiaカーブでカッティグされたレコードをRIAAで聴いた時の音の傾向を知った上で検証を進めたいと思いますので最初に書きました情報提供の件、皆さんにご協力いただけますと幸いです。 (あくまで参考程度にし、検証の際はそれを刷り込まないようにします) |
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