メイン [00-06]アナログレコード イコライジングカーブについて | 投稿するにはまず登録を |
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投稿者 | スレッド |
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owl | 投稿日時: 2017/12/24 18:38 |
常連 登録日: 2013/9/2 居住地: 投稿: 70 |
Re: イコライジングカーブについて 私も、たまらず、昨晩レコードクリーニングし直して、今日、Blue Note前半の検証をしてみました。
ケミさんと同じ結果でした。 まず、うちのアナログ環境の変更です。モノラルは不変ですが、ステレオが変わりました。 カーブチェックには、モノラル用のベンツマイクロエース以外に、より解像するステレオ用のエトナも併用しました。カーブが合って高域低域がちゃんと出ると、モノラル盤でもこちら(エトナ)でも結構聴けるというか、こちらの方が良い場合も有りました。 また、プリアンプの下流側がEX仕様のRCA-1.5absolute―FMに変わりました。 NAB(Columbia)カーブは特に中高域の勢いが増して、しっかり鳴って、RIAAよりは、遙かに良いのですが、少し引っかかる所がありました。言葉で説明しにくいのですが、長く聴いていられない感じで、低域が膨らむとか、位相が乱れているとかでしょうか。 AESでは、広域が過剰になりすぎず、でも太く勢いがあります。低域も膨らみすぎず、しっかり鳴っています。位相が安定して、モノラルでも前後の位置関係がはっきりします。Blue Noteは演奏は良いけど五月蝿くて、長くは聴きたくなかったのですが、AESでは、安心して聴いていられる感じです。勿論BNらしく、勢い、音圧はしっかりと出ます。評判の悪いピアノの音も綺麗でかつ立ち上がりも良しです。 バラードなんかの静かな所では、カーブのマッチしたColumbia盤かと錯覚したりします。 まず、1500番台以前の10インチ盤です。 5037;A Night at Birdland with the Art Blakey Quintet vol.1 1954年録音。AESです。この白熱のライブは凄い内容なのに音がひどいと思っていましたが、その音圧、熱気、存在感に感動します。クリフォードブラウンのバラードが飛び出してきて、思わずうるうるです。(笑)短いレコードなので、次が聴きたくなります。 1581;A Night at Village Vanguard/Sonny Rolins AESでは、サックスが太くクッキリと浮かび上がります。ベースも同様です。生々しいライブです。最近、プリアンプの下流側をEX素材のRCA-1.5absolute―FMに変更したのですが、イコライジングカーブによる変化を良くとらえてくれます。ベンツマイクロのモノラルカートリッジの方がベースやシンバルが響きすぎず合いました。 1531;The Fabulous Fats Navaro vil.1 録音は1947-49年頃で、RVGはカッティングのみの様ですが、AESです。また、ステレオ用のエトナで鮮度の高いより新しい録音のように聞こえます。 1584;Here Comes Louis Smith RVG録音ではあるようですが、Transitonレーベルでの録音のようで、そのせいか、あるいは奏者の特徴か、BNとしては大人しい演奏で、賑やかな所ではすぐ解る高域のひずみが少なめで、RIAAでも一聴良さげです。でもよく聴くと、高域のひずみ、低域の膨らみ、位相の乱れが解り、やはりAES。 1589;Future Explorations by the Horace Silver Quintet 今回のチェック前からAESとメモ済みでした。NAB(Columbia)カーブでは広域の勢いは出るのですが、ベースがブーミーで、また位相がはっきりしなくなります。これもモノのベンツマイクロが合いました。 以上が、Blue Note前半の部です。 (ただし、AESカーブでも五月蝿さは若干残っていまして、うちのシステムの問題ではと考えています。) |
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