メイン [00-06]アナログレコード イコライジングカーブについて | 投稿するにはまず登録を |
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投稿者 | スレッド |
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管理人K | 投稿日時: 2018/4/2 19:40 |
管理人 登録日: 2007/12/10 居住地: 投稿: 1907 |
Re: イコライジングカーブの記事掲載とイベント開催のお知らせ https://www.phileweb.com/news/audio/201803/13/19564.html
光ちゃんさん、ELPEAMANさん「BARAKAN EVENING Vol.13 カーヴにご注意!ー MIND THE CURVE!! ー」にお越し頂き誠にありがとうございました。 お陰様でイベントは大成功でした。 有料にも関わらず来場者は実に100名超! EQカーブの比較試聴が終わる度に拍手喝采となり、レコード鑑賞やオーディオ試聴会というよりも、まるでライヴの様相となりました それだけEQカーブをマッチングさせた音質は多くの観客を感動させるものがあったということでしょう。 EQカーブマッチングによる激変にピーター・バラカンさんもノリノリ アナログプレーヤーとカートリッジにはTien Audio「TT3+Viroa 10inch」とTOPWING「青龍」を使用 ハウリング対策にはエアーフローティングボードRAF-48Hを使用 カートリッジの昇圧には青龍の内部インピーダンス12.3Ωに完全マッチングさせた究極の昇圧トランスARAI lab.のMT-1を使用し、フォノイコライザーアンプには多数のEQカーブ変換が可能なM2TECHのADコンバーター「JOPLIN MK?」を使用しM2TECHのDAコンバーター「YOUNG MK?」にてアナログ変換され日本一の音響を誇るライヴハウス「晴れたら空に豆まいて」のPAシステムへと送り込まれます。 PAシステムを含めた全てのワイヤリングはACOUSTIC REVIVEです。 EQカーブのマッチングをしないのとしたのではELPEAMANさんが仰る通り、多くのレコードでゴミが宝になったと感じられる結果となりました。 一例として、今回のゲストのディスクユニオンJAZZ館の生島さんが持ち込んだパシフィック・ジャズ・カーブの「KONITZ MEETS MALLIGAN」のEQカーブマッチングの効果を挙げれば、RIAAカーブ再生ではリー・コニッツのアルトサックスの音色がもやもやで腑抜けた音で到底リー・コニッツのアルトの音とは思えません。 これがEQカーブをパシフィック・ジャズ・カーブにマッチングさせると、これぞレニー・トリスターノ派の凛としたリー・コニッツのアルト!という音色になるではありませんか しかし、驚いたのはアルトの音色だけではありません。 実はこのアルバム、リー・コニッツの演奏に合わせてジェリー・マリガンが低い音域でメロディを同時に吹いていたのです。 RIAAカーブでは中低域が異様に混濁して盛り上がってしまうためか、マリガンのバリトンサックス混濁した中低域に埋もれてしまい、ベースとマリガンのバリトンサックスの区別がつかず、その場にいた一同、マリガンのバリトンサックスの存在に気付けなかったのです! もはや、演奏の印象がここまで違ってしまうとEQカーブのミスマッチングは「ちょっとした違い」で済まされる問題ではありませんね。 ディスクユニオンの生島さんも今後はAB順ではなくEQカーブごとに展示方法を変えなければならないと発言していたのが印象的でしたし、何よりもライブを彷彿とさせる拍手喝采と大歓声がEQカーブマッチングの重要さを証明していると確信しました。 それにしても、「正しく良い音」で聴く音楽鑑賞がこれほど人を感動させられることが出来ることが判りましたし、「音楽を聴いて感動する」オーディオの可能性を再認識することが出来た大変有意義なイベントでした。 今回、ご協力頂いた関係者の皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。 |
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