現在うちでは、フォノ入力が3系統あるのですが、デジタルフォノイコライザーJoplin2のフォノ入力は1系統のみなので、M社のフォノイコライザーアンプMP-1100を追加導入しました。
MC、MMどちらでも3系統入力ができて、また（アナログですが、）イコライジングカーブもいくつか変えられ、NABカーブやAESカーブがちゃんと使えます。ADコンバーターも内蔵で、これまで通りDACから（プリ無しで）直接デジタルイコライザーに出力する事もできるのですが、結論として、アナログのままプリアンプを通した方が良いようで、M-L社のプリを復活しました。
しかし、うちの環境では、純正電源では付帯音が強くてさっぱりなので、フォノイコアンプとプリアンプの電源をPowerRefernceTrC＋RAS-14TrCに換えました。予定通りに（笑）、付帯音が減少して静かに、勢いよくなりました。
　

昇圧トランスMT-1は、とりあえずO社のSPU-Synergyの分を導入。MP-1100を絡めて、いろいろなつなぎ方を比べてみました。


１．これまで通りプリ無しで、
MT-1→Joplin2→DAC→A社デジタルイコライザーDG-45

2.プリアンプを入れて、
MT-1→Joplin2→DAC→プリML-10A→DG-45

3.フォノイコをアナログのMP-1100に換えて、
MT-1→MP-1100→プリML-10A→DG-45

4.昇圧トランスをはずして、
（Synergyから直接）→MP-1100→プリML-10A→DG-45


結果は、
１．が一番よく解像してダイレクトな感じで、合えば一番感動的だったりします。ただソースによっては、やや音が硬め、デジタルっぽく聞こえます。
２．すこし柔らかくなりました。相変わらず、高域、低域の歪みの少なさ、伸びはなかなかのものです。
３．解像度は（2.と比べると）少し甘くなりますが、独特の柔らかい感じです。
４．比較しなければ、これでも良いのかと思いますが、3.と比べると、高域の歪みや低域の伸びが気になります。

と言う事で、今の時点では、2.のあたりで落ち着きそうです。MP-1100は残りの2系統の入力用となります。