PAKAさん、エアーフローティングボード RAF-48導入記
拝見させていただきました。

素晴らしい効果が見られたようで、よかったですね＾＾

小生も、発売当初よりとても気になる製品で、一度自宅で試聴してみたいなぁ。。。
とは思っていましたが、不景気の最中、小生にとっては高値の花なので、
躊躇していました。

しかし、雑誌のリポートや鈴木智雄さんのBBS等を見ているうちに、
「もう我慢できない！！」状態に陥ってしまい、悶々とした日々を送ることに。

そんな折、管理人K殿から「無料貸し出し制度」を利用したらというお言葉に乗り、
無料モニターキャンペーンも何のその、早速自宅に持ち込んでしまいました(^_^;

以前よりプリアンプをなにがしかの形でフロートしたいと思っていたのですが、
ごらんの通り、特注の中板移動式ラックではありますが、中板の下げ位置はめいっぱいで、
愛機 MARANTZ 7 の上板とラックの上の位置はほぼ隙間がありませんでした。
（フローティングしてないとは言え、RIQ-5010は当然使ってますよ！）



ここにRAF-48を置くことは不可能（空気充填時48mm<-カタログより引用）でしたので、
手間と時間がかかりますが、Lアングルの向きを変え、さらに友人の建具店に
特注の中板を別途発注することにしたのでした。

計算上、12mm厚が限界そうでしたので、良い材料は無いかとずいぶん探しましたが、
木材では強度的（550mmX550mmと広い）にも良い物がないということが判明。
しかし金属では予算的にも扱い的にも大変で、さらに出来上がったは良いが、
使い物にならなかったらどうしましょう？と危険度もMAXに。

結局、最低の木材、コンパネの切れ端に落ち着いたのです(^^ゞ

最低とは言え、あまりに見栄えが悪いので、アクリルスプレーで塗装して
なんとか収まりました。（RIQ-5010は入りませんでした(;。;)



プリアンプって、移動やセッティングが本当に大変ですね。(^u^;)
いろいろな機器からケーブルが出たり入ったり。
セッティングが終わって、音出ししたら差し間違えていたりと・・・・

セッティングも終わり機材の電源を入れ、一休み。

さて、はやる気持ちを抑えつつ、
音出しをしてみると--------


あれ ！？！ だめじゃない。



(´ｰ｀) ハハハ、空気入れなくちゃね。

付属のポンプで１０回程プッシュ。



あれ ！？！ 前の方が良かった？

そんなはずは無いと思いつつ、いろいろと考えながら試聴を繰り返しました。
なにか、定位が悪く、中域は張り出さず、低域も開放感が無くなって、、と
悲しい結末になりました。

２日ほど様子を見てみましたが良い変化は現れないので、思い切って、
ラック最上段に移動して聞いたところ、一気に大変身！！
悪くなったと思われるすべての項目がプラス方向に思いっきりシフトしました。

ここで教訓。
RAF-48を設置する場所も「ヤワ」ではだめ。
所詮コンパネはコンパネ。

その後大音量で再生しながら機器が設置されている、あらゆる場所を手で触りながら
振動の伝わり方をチェックしてみました。

木材・金属も含め、厚さ／面積／硬度等、全く違う振動を感じました。
改めて、スピーカーから機器が受ける振動エネルギーの多大な影響について、
考えさせられてしまいましたね。

以前よりアコリバの基本思想に、振動を出さない、入れないということのほかに、
振動モードを固定化させないというものがありましたね。
振動から逃れられない場合は、異種材料の組み合わせの妙により振動をコントロールする。

良いアクセサリー製品も、やはりそれを使う環境が悪くては台無し。
そんなことを認識せざるを得ない結果でした。

PAKAさんはラックの上で決定のようですね。

ラックの上にプリアンプは置きたくないので、困りました。
今後どうすべきか・・また思案中です。