●今朝、震度４の地震が参りました。
装置があるのは３階です。
機器に対して、丁度、前後に揺らされる揺れでした。


●フローティング式のインシュレーターが、据えたものの重さ（機器が12kg、ボードが6kg）を支えつつ、ゆさゆさといなしている様子が観察されました。

機器も、ボードも落下することなく、一見ズレた様にも見えませんでしたが、終わってみて計測すると、僅かながら水平がずれていました。

●機器の構成上どうしても、モーター部とアーム部のある後方が極端に重い設置になるのですが、地震によって、その重い方へ、僅かですが、傾く結果となっていました。
つまり、凡そ、前方が上り、後方が下がったということです。

そもそもの重心が中心に無く、四隅のどちらかへ傾いており、高さのある機器なら、同様に現象するものと思います。

●また、本揺れの前に、弱い揺れがありました。
大切な機器のある部屋にいらして、他に注意を払う状況に無い場合は（とは言え、まずは、ご自身の身の安全を守るための行動が求められます。その行動以前を前提できるのならばという条件で、お話しています）、この弱い揺れの間に、何等かの対処が施せるかもしれないと振り返ります。
人命第一ですから、危険な物言いになっていることは承知した上で申しますと、危ういけれど余地があると、感じました。
咄嗟の折に、馬鹿げたことに至らない様、充分に警戒しつつ、時にはご報告したこの余地をお忘れくださいます様に。


以上、被害と思しきものはございませんでしたが、今後のみなさんの参考になればと思い、追記させて頂きます。