メイン [14-01]その他の話題 ジャズ雑誌、スイングジャーナル休刊とジャズシャパン 創刊に思う! | 投稿するにはまず登録を |
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RANZAN | 投稿日時: 2023/5/18 14:42 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3274 |
雑誌「レコード芸術」休刊について! 皆さん こんにちは。 ジャズ雑誌「Swing journal/スイングジャーナル」も、既に休刊となり、ここにきてまたも老舗音楽雑誌 「レコード芸術」が休刊に追い込まれたのです。 クラシック音楽を愛聴していた頃から、長年愛続してきたクラシック専門雑誌「レコード芸術」が休刊となる ことを新聞から知ったのです。 大よそ70年余りの歴史を持つ雑誌「レコード芸術」(音楽乃友社)の休刊が、4月3日に突然発表されたのです。 記事は次の通りです。 歴代の編集長レベルの人も事前に何も知らされておらず、決定は社内でも極秘扱いだったようだ。 もちろん主要ライターや読者にとっては寝耳に水という感じで、ネット上ではすぐに、評論家や学者の連名で 「存続」を求める署名運動が始まった。 同誌1952年月創刊。「公称10万部」だが、実売部数はこれより少ないのは雑誌界の常識。そうした中での署名 運動だったが、思いのほか数が集まらず、「目標5000」のはずが最初の週には2800からスタートし、4月28日時点 でその数は3293にしか達していない。2008年橋本徹大阪府知事(当時)による大阪センチュリー(現・日本セン チュリー)交響楽団への補助金大幅削減の方針決定の際には、反対の署名がたちまち10万7000を超え、知事が 事実上、方針を撤回したのとはあまりにも違う数字だ。音楽之友社から業界関係者に送られた「お知らせ」の告知 ページでは、休刊の理由について「近年の当刻雑誌を取り巻く大きな状況変化「用紙など原材料費の高騰」を 挙げていている。 とはいえ原因は、新譜点数の激減とそれに伴う広告収入の減少、そして部数減であることは間違いない。 5月号で取り扱う新譜(一部旧譜の再発)の数は巻末の一覧表で14ページ分、これは「創刊500号」だった92年 5月号の41ページ、「創刊700号」の09年月号の49ページとは比較にならない。 署名運動には気になる点がいくつかあった。伝統ある出版社が断腸の思いで決めたことに対し、新規の大型スポンサー の提示やクラウドファンディング、原稿料の一部返上などの代案を示すことなく、「日本の音楽文化の核のひとつが 崩壊する」といった感情論に訴えたのはまずかった。 関係者のフェイスブックなどを見ると「若手研究者の論文発表の場がなくなる」というものもあったが、それを 「レコード芸術」に求めるのはどうか。 紙面がマニアックになり過ぎとのことも部数減の要因の一つだろう。雑誌というメディアは広告なしには存在し得ない。 この厳しい現実を老舗雑誌も乗り越えられなかった。6月末発売の7月号が最終号。「レコード芸術」ご苦労さま、 これまでありがとう、と静かに見送るのが大人の態度だと思う。 (渡辺和彦・音楽評論家) |
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ジャズ雑誌、スイングジャーナル休刊とジャズシャパン 創刊に思う! | RANZAN | 2010/8/31 16:13 |
Re: 新しい 「JAZZ JAPAN 」 誌 創刊! | RANZAN | 2010/9/26 12:39 |
» 雑誌「レコード芸術」休刊について! | RANZAN | 2023/5/18 14:42 |
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