ネコ２５さん、こんばんわ。

黒檀はピアノの黒鍵に使われている事で有名ですよね。普及価格帯のピアノでは樹脂などで済ませているようですが、高級機のピアノではいまだに黒檀が黒鍵に使用されているようです。
スタインウェイやベーゼンドルファーなどのコンサートグランドでは数千万円するものもあるようです

黒檀はピアノ以外にもクラリネットやオーボエなどの木管楽器に使用されていますし、RCI-3で黒檀と組み合わせている楓はヴァイオリンやギターなどに使用されています。

また、ギターのネックや指板など、楓と黒檀の組み合わせを採用しているケースもあります。

弊社ではこれまで様々な木材の試聴を単体、もしくは組み合わせによって行ってきましたが、オーディオに使用した際に最も癖がなく滑らかで自然な音色は楓と黒檀という結論に至りました。
どうもオーディオと楽器はどこか共通する部分があるようです。

単体で使用した場合、双方共音色や質感は良いのですが、楓は音が膨らみ過ぎて音像が滲む傾向があり、黒檀は硬質で少々甲高くハイ上がりになり、音像も細くなり過ぎるきらいがあります。
ところがこの楓と黒檀を組み合わせますと、双方の良い面だけが引き出され、実にバランスが良くニュートラルな音調となるのです。
もちろん、組み合わせる際の寸法比率などは試作と試聴を繰り返す事によって決定しています。

楓と黒檀の組み合わせは弊社はインシュレーターを以前にOEMとして供給していた事がございますし、2017S航空レベルアルミ合金と黄銅の組み合わせ同様、オーディオに使用するに当たって最も癖のないハイクオリティな音質の「黄金の組み合わせ」であると自負しております。宜しくお願い致します。