メイン [11-04] LANターミネーター RLT-1 ネットワークオーディオ本来の音を呼び覚ます? | 投稿するにはまず登録を |
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zappa1993 | 投稿日時: 2012/6/16 1:06 |
長老 登録日: 2011/3/17 居住地: 投稿: 1916 |
ネットワークオーディオ本来の音を呼び覚ます? 皆さん
こんばんは zappa1993です。 今回ネットワーク関係の新製品としてアコリバから発売されたRLT-1は、空きLANポートに挿すことで外来ノイズの混入を防ぐのと同時に、アルミ合金と水晶で制振効果を併せ持つ優れた製品です。 ご存知の方もおられると思いますが、空きLANポートが及ぼす悪影響については既に一部で知られており、空きポートをターミネートする方法については、ネット上で情報公開もされています。 RLT-1はこの仕組みを応用した上で、制振効果等の独自のアイデアを加えてオーディオに特化した製品の様です。 既にCDP等の空きポートへの装着でも効果があったとのレポートがありますが、空きLANポートへの装着という本来の使い方の効果について私の感想を書かせていただきます。 私のネットワーク環境は、8ポートHUBにネットワークプレーヤー、2台のNAS、リッピング用PC、無線ルーター子機の5つの機器が繋がっています。 また、1台のNASと無線ルーター子機にはLANポートが2つあり、それぞれ1つずつ空いていますので、空きLANポートは合計で5つになります。 今回購入したRLT-1は4個で、効果的な組み合わせも含めて検証してみました。 使用した個所は、 1. NAS(空きポート1) 2. HUB(空きポート3) 3. 無線ルーター子機(空きポート1) です。 まずNASに1つ付けてみますと、S/Nの向上が感じられ、ノイズ感の減・ダイナミックレンジの拡大という効果がありました。 音楽が自己主張しているように、骨格がはっきりと感じられますし左右のSPの音のつながりも良くなったように感じられました。 次にHUBに1つ付けてみますと、若干おとなしい音になったように感じられました。 これは音が引き締まった方向への変化があったための様で、重心が下がり、例えばベース音等が今まで以上にしっかり出ていることが分かります。 最後に、無線ルーター子機に1つ付けてみました。 (すべて他に付けたRLT-1は外しています) これはHUBに付けたときとよく似た変化で、力強さが増し、音が前に出てくるような感じを受けました。 以上はRLT-1を1つだけ使った実験でしたが、次にHUBの空いている3ポート全てにRLT-1を繋げてみますと、音の広がりが減少したように感じられ私の好みではありませんでしたので元に戻しました。 これは制振効果が効きすぎたのが原因ではないかと考えています。 8ポートに挿すLANケーブルとの位置関係(RLT-1と交互に挿したり上下に分ける等)によっても効果の度合いは変わってくると思いますので、ここはこれから時間をかけて研究して行きたいと思います。 現在は、NASに1、HUBに2、無線ルーター子機に1と言う組み合わせで落ち着いていますが、HUBを1にして抜いたRLT-1を無線ルーター親機(ネットワークオーディオ機器は未接続)に繋ぐ方法も良いかもしれません。 ネットワーク環境は既にRLI-1を複数個導入してノイズ除去対策をしていますが、それでもRLT-1を付けるとノイズ成分の減少が感じられます。 これは空きLANポートから混入した外来ノイズがネットワーク機器内部の動作にも影響を及ぼしているためではないかと思います。 詳しい原理は分かりませんが、空きLANポートはノイズ増幅として機能してしまうようで、RLT-1内部にはそれを防ぐ部品が入っています(ここが他のショートピンとの大きな違いです) 私の場合、RLT-1の効果を一言で言い表すと中低域の力強さになります。 RLI-1やLAN-1.0PAの様な他のネットワーク関係の製品で感じられたS/Nの向上と空間的な広がりも勿論ありますが、むしろ重心が下がり引き締まって力強い音への変化に特徴があるような気がします。 幾分線が細いと感じられるネットワークオーディオにおいてRLT-1のこの効果は足りない部分を補ってくれるような形で現れるため非常に効果的だと思います。 これがネットワークオーディオの本来の音なのではないでしょうか |
zappa1993 | 投稿日時: 2012/6/17 0:11 |
長老 登録日: 2011/3/17 居住地: 投稿: 1916 |
Re: ネットワークオーディオ本来の音を呼び覚ます? 皆さん
こんばんは zappa1993です。 今日、昨日の投稿に書いたRLT-1を無線ルーターの親機に挿す方法を試してみました。 これが効果てきめんで、更にS/Nが良くなり音の生々しさが伝わってくるようです。 先にも書きましたように、親機にはネットワークオーディオ機器は繋がっておらず、これらはオーディオルームの8ポートHUBに集結しています。 実際には、iPhoneで親機とWi-Fi接続しネットワークオーディオに命令を送る形になっており、親機から8ポートHUBに接続された子機にその命令が無線で伝わり、音楽を奏でる仕組みになっています。 つまり、親機−子機間はiPhoneからの命令を伝えるためだけに存在するネットワークラインであり、ここには音楽データは流れないのです。(音楽データはHUBに有線接続されたNASとネットワークプレーヤーをHUBを介して流れます) にも拘らず、親機の空きLANポートにRLT-1を挿すことで、ネットワークオーディオの音質が改善されたことに驚きました。 理屈で考えれば、常に親機から子機に向かって無線信号が発信されており、これを子機が受け取る形で、親機に混入する外来ノイズの影響を間接的に受けている可能性はあります。 しかも、親機というネットワークで一番上流に位置する機器の為、下流の機器全てに影響を与えているということも考えられます。 NAS、HUB、無線ルーター子機それぞれにRLT-1を繋いで感じられた特徴が総合して表れた感じで、S/Nの良さや音の広がり、静寂感は保ちつつ、芯のあるしっかりした音でダイナミックレンジの拡大も感じられます。 ギターを例にすると、スティール弦とナイロン弦のそれぞれの特徴がとても良く再現されますし、スライドギターやドブロの特徴的な音色も恐ろしくリアルに伝わってきます。 久しぶりにセゴヴィアのCDを聴いてみたのですが、何の誇張もなくとてもナチュラルな表現に本物のギターを聴いているようで、この人のテクニックを超えた上手さが如実に伝わってきました。 RLT-1は空きポートに挿すだけという簡単なアクセサリーにも拘らず、その効果はとても高いと思います。 実際に使用する際は、RLT-1を挿す機器やポートによっても効果が微妙に違ってくることがありますので、ご自分の耳で確認されることをお勧めします。 我が家では、親機の空きポートまで数に入れると結構な数になってしまいます。 HUBにはもう1つRLT-1を挿す場合の可能性も検証していきたいので、追加で購入する予定ですが、さすがに空きポートすべてと言う訳には行きませんので、その他の空きポートにはピュアシルクアブソーバーをほんの少し使うことでノイズの除去対策をしています。 RLT-1の効果とは比較になりませんが、ノイズ対策にはこれも意外と効き目があります。 |
zappa1993 | 投稿日時: 2012/7/16 12:59 |
長老 登録日: 2011/3/17 居住地: 投稿: 1916 |
Re: ネットワークオーディオ本来の音を呼び覚ます? 皆さん
こんにちは zappa1993です。 PC・ネットワークオーディオのみならずCDP等の空き端子に挿すことでも音質改善効果があることが確認されているRLT-1ですが、これもLANアイソレーターRLI-1と同様に使用する数を増やせばその都度音が良くなるのが感じられ、結果としてシステム全体のクオリティアップにつながります。 これは他のショートピンと同じで、使用するかしないかのかの2者しかない為で、当然対策をすればそれに応じて音質が改善されます。 前回、空き端子が3つあるHUBにRLT-1を1個挿すのと2個挿すのとで聴き比べましたが、その時は1個の方が良いように感じました。 これはS/Nが良くなって音の輪郭がはっきりとし、ややタイトな音になったため若干S/Nが悪くてももう少し優しい音の方がいいと思ったためです。 しかし、このS/Nの良さは捨てきれず、今回HUBの空き端子3つすべてにRLT-1を挿すことにしました。 素晴らしい音質改善効果です。 S/Nが更に良くなり、既に十分と思えた音にまだ雑味が残っていたことに気づかされます。 音のにじみは更に減り、見通しもよくなりました。 そして雑味が減った分、楽器やボーカルの質感も更に高まりました。 この状態でもう少し優しく広がる響きが加わればと思うところですが、その希望を叶えてくれたのが最近発売されたヒッコリーブロックHQ-4です。 詳しくはヒッコリーボードの欄に書かせていただきましたが、これをNASの脚にすることでとても豊かな響きが得られたのです。 https://acousticrevive.jp/xoops/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=1895&forum=43 そして、これがHUBにRLT-1を3つ挿した状態とベストマッチで、S/Nの良さと優しく豊かな響きを併せ持った理想的な音になりました。 この辺りは、好みの音や使用される機器の違いがありますので一概には言えませんが、RLT-1のS/N改善やHQ-4の有機的な音質への改善効果はいずれも間違いなく、あとは組み合わせで調整していくのがよさそうです。 もう一つ、前回無線ルーターの親機の空き端子にRLT-1を挿すことで、音楽データが流れているわけでもないのにS/Nが良くなったと報告させていただきましたが、今回はもうひとつ前の段階(親機ルーターが繋がっているNTTのルーター)にも追加でRLT-を挿してみました。 やはりここでもS/Nの向上が感じられ、その差は小さなものかもしれませんが、確実に再生音の雑味が減っています。 こうしたことの積み重ねで、私のネットワークオーディオの音はある時は大きな、又ある時は小さな変化ながら確実に私が望む音に近づいてきています。 ※残ったルーターの空き端子には、ピュアシルクアブソーバーをほんの少しだけ被せるように置いています。 |
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