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   [09-02. 電磁波処理 アース処理]アースケーブル REW-1814/REW-2824
     REW-1814/REW-2824比較試聴
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投稿者 スレッド
Baby Driver
投稿日時: 2023/1/15 22:37
新米
登録日: 2022/4/22
居住地:
投稿: 19
REW-1814/REW-2824比較試聴
11月のスーパーアースリンクRE-9導入に伴って、より一層の効果を引き出したくアース線のアップデートを考えていました。そこでREWシリーズをぜひ比較してみたいと思い、REW-1814とREW-2824を貸し出し試聴させて頂きました。
ちなみに貸し出しサービスの利用は今回が初めてとなります。

ともに長さ50cmのものを指定して送って頂きました。私の現システムはYAMAHA ターンテーブルGT-5000とプリメインアンプA-S3000で、その間にMC昇圧トランスがかませてあります。トランスまではXLRケーブルによるバランス接続です。RE-9は電位の低いターンテーブルのアース端子に付属のアースケーブルで繋いでいます。これをREWに替えるのですが、RE-9側の端子は3.5mmジャックでREWシリーズ貸出品の端末はYラグですから、そのままでは繋がりません。そこで使っていない手持ちの3.5mmフォーンプラグを分解してYラグに取り付けました。取り付けはテフロンテープで留めたうえで、外れないようはんだ工作用のアルミ製クリップで固定しました。理想的な状態ではありませんが、これで比較ができます。






試聴に使ったのは主に以下のタイトルです。
Simon and Garfunkel『Bridge Over Troubled Water』(US初版)
Simon and Garfunkel『Bookends』(US初版)
Daniel Shafran『シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ』(2019 Analogue Productions 再発盤)
偏ったセレクトですが、聴き慣れているのと、これらをもっといい音で聴きたいというのが原動力となっていますので…

まずREW-1814ですが、全体に電気的な歪み感や滲みが大きく改善しとても聴きやすく好ましい音になりました。サ行の乱れもぐっと抑えられ、長時間心地よく聴いていられる音です。それでいて16mmフィルムから35mmフィルムになったかのごとく、解像度の高さも向上しています。この音は好きですね。試聴そっちのけで音楽を楽しみました。

次にREW-2824です。こちらはエージングにやや手こずりました。数日間のうちにみるみるキャラクターが変わっていき、試聴の最中にさえ「あれ、さっきと音の印象が違う?」と思わされることがありました。落ち着いてきたところで改めてじっくり比較してみます。

驚きました。出音にこれまでになかった生々しさが生まれています。REW-1814に替えた段階ではまだ全体に画一的に均されたような感触だったのが、REW-2824だとそれぞれの楽器の質感がより正確に再現されるようになった印象です。引き続き映像に例えるなら、白黒のグラデーションに均質化してしまうモノクロから本来の色をそのまま伝えるカラーになったくらいの違いです。
S&G『Bridge Over Troubled Water』表題曲A1では、ガーファンクルの声が全然違います。非常に伸びやかになり、喉の調子がいい日に録った別音源なんじゃないかとすら思えるほどです。アクセサリーの導入で歌がうまく聞こえるようになったというのは初めてのことかもしれません。
A4 “Keep the Customer Satisfied”のブラスセクションはアタック感が強まりながらも歪みは感じられません。スカッと抜けた気持ちいい音です。
『Bookends』A5 ”Voices of Old People”のご老人達の会話も、声の響きや余韻からどのくらいの大きさの部屋で録音したのか、何となくですがイメージがしやすくなっています。
A6 “Old Friends”のストリングセクションでは、分解能が上がったことでコントラバスを弓でなくピッツィカートで弾いている箇所があることに初めて気がつきました。
ボーカルの息遣いはおしなべて生々しい方向に変わり、吐息や息継ぎまで聞こえてくるようになりました。アコースティックギターの弦のメタリックな響きもそれまでに比べてリアルです。
Daniel Shafranのチェロによる『シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ』も、これまで部屋の隅っこから離れて弾いていたかのようにぼんやり気味だった伴奏のピアノがちゃんとチェロと隣り合って演奏しているようになりました。打鍵も追いやすくなっています。
全体の傾向として、前述した各楽器の生々しさとともに空間表現が向上しました。

RE-9付属のケーブルも決して悪いものではない(シールドもされています)のですが、その後のノウハウが詰まった最新ケーブルにはやはり及ばないようです。当初は比較試聴せずにまっすぐREW-1814を買うつもりでいたのですが、そうしていたとしても間違いなく大満足だったでしょう。繰り返しになりますが、とても好ましい音色で、延々と聴いていられます。しかしREW-2824がもたらしてくれた生々しさには抗えません。この音を聴いてしまってはもはや不可逆です。期せずして、私のシステムにとってかなりのブレイクスルーとなってしまいました。

今回、アース周りは想像以上に敏感な箇所であることがわかりました。最終的にはRE-9側を3.5mmTSプラグに、反対側を制振構造のYラグRYG-1に特注してREW-2824を製作して頂きました。こちらもいずれご報告したいと思います。

2022年はアンプと電源ボックス用にPower Standard-TripleC8800を試してみたことをきっかけにRTP-2 Absolute、ディスクスタビライザーDBLP、クォーツレゾネーター、リアリティエンハンサーRET-RCA、RES-XLR、RE-9、RPC-1K、CS-3K、そして最後にREW-2824と次々導入していった、私にとってAcoustic Revive元年となった年でした。その積み重ねのおかげで、昨年の今頃には想像もしなかった領域へと飛躍することができました。
昨年は主に電源周りを意識的にアップグレードしていきましたが、それもRE-9とREW-2824でひとまずの区切りが付いた気がします。2023年はラックやルームアコースティック、はたまたラインケーブルや機器の入れ替えなど別角度から音質向上を目指していきたいですね。どうぞ今年もよろしくお願いします。

p.s.
今回初めて画像のアップロードを試してみましたが、zappa1993さんの投稿が非常に参考になりました
https://acousticrevive.jp/xoops/modules/newbb/viewtopic.php?viewmode=flat&order=ASC&topic_id=4642&forum=27
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